体制維新――大阪都 (文春新書)

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  • 文藝春秋 (2011年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166608270

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体制維新――大阪都 (文春新書)の感想・レビュー・書評

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  • 大阪都構想について述べている本。
    住民ではないので今までわからなかったが、大阪市内の区長は大阪市職員(公務員)であり、選挙で選ばれた民間の代表ではなく、人事異動に伴って変わっていくこと。一つ一つの区(自治体)に権限も決定権も無いこと。府、市、区の大きさと自治。それを考慮して都という構想を持ち改革を起こしていく。仕組み、システム、体制を変えなければ物事は前に進まない。知らなかった大阪について学べた。

  • 橋本氏の主張がわかりやすい。二重行政の弊害はなんとしても是正すべき。大いにやっていただきたい。

  • こうしてまとまった本のかたちで読むと橋下徹の主張することは具体的かつ明快であるが、彼はなぜ一方でTwitterなどで「バカ」だの「アホ」だの罵詈雑言を吐散らしているのだろう。本書のようにじっくりと説明すればいいのと思うのだが。

  • 橋下さんの考えがよく分かるような気がする本です。
    現在は橋下さんの言っていることは少し複雑な気がします。そこであえてこの頃の構想を読み返してみると、当時の橋下さんの言っていることもあながち間違えではないのではないかと思えます。
    かなり大きな改革なので、批判は多いのは分かりますが橋下さんのような人が出てきてもおかしくない世の中ではないでしょうか。

    湯浅誠さんの『ヒーローを待っていても世界は変わらない』にも記述されているように、国民の意識が変わらないと橋下さんがいなくなっても、ポスト橋下が出てくるだけだと思いました。

  • 途中であきた

  • 橋本さんが、堺屋太一さんと共同で「大阪都構想」について、書いた本です。

    著書の中で、いくつか印象に残っている部分を紹介します。

    ・本当の改革とは、人事の交代や政策の変更ではなく、体制(システム)を変えること

    ・国は国の仕事に専念して、日本の国際的プレゼンスを高めることに注力する

    ・都市間競争を促し、都市が世界と勝負をする

    ・トップに必要なのは組織マネジメント。組織が機能するように仕事の割り振り、役割分担を決めること

    ・政治マネジメントで最も重要なのは、議論を尽くすべき問題は徹底的に議論し、既に判断に機が熟したされるものは思い切って判断を下すこと

    いろいろ賛否両論もありますが、個人的には、橋本さんの強いリーダーシップには、今後も期待をしたいです。

  • 二重行政。
    大阪府と大阪市。大阪市は基礎自治体にしては大きすぎる。それぞれの区長が役人なので、主体的な決定ができない。そして広域自治体としては大阪市だけでは視野が狭すぎる。なので、「大坂都」構想。
    成長戦略を国が作る時代では無くなってきた。日本には少なくとも東京の他にもう一つ大きなエンジンが必要だ。
    人事を変え、経営を変えても駄目なら体制を変えねばならない。納得。

  • 彼の話を聞いてると、イラって来ることが多いが、この本を読んで、考え方は理解できました。

    反対する方々のこれに対する反論も是非読んでみたいものです。

  • 橋本さんがなぜ大阪都を作ろうとしているかがよくわかった。都を作るというより、大阪市を解体/再配置する事が目的で都化はその手段の一つということ。
    日本を変えるのが目的だけど、それを実現するためには途方もない時間がかかるので、大阪を地方分権、公務員改革のショーケースとして考えている訳か。納得。であれば、今国政に出ようとするのは尚早も思うけど、既存政党の不甲斐なさによる世論の高まりで、ここがタイミングだと思うのも分かる。
    既得権益バキバキの連中から権力と金を奪い取るという過酷を極める闘いに挑む橋本さんを素直に応援したい。
    しかし、夢を持たせて多いに裏切った民主の二の舞にならないよう政策のフィージビリティを見極めなくてはいけないとも思う。大阪で結果を出してるわけでもなく、本書の中でいきなり国政は困難とも書いてますしね。
    橋下さんの強みは説明力、対話力、メディア活用力。圧倒的な世論を元に政界再編できたら歴史に名を残す人になりますね。

  • 大阪府と大阪市の二重行政・二元行政を解消するために掲げた「大阪都構想」について、橋下徹氏自らがその構想の内容を語っている。
    氏は政治と行政の役割分担を明確に著している。政治は勘と情、行政は理性と論理で行うものだと語り、政治家は方向性を示し、公務員はその選択肢を示すことが役割だとしている。この両者の役割の違いはよく解る。そして、政治と行政が両輪として機能することが地方自治にとって重要だとも思う。
    一方で、大阪都構想のメリットばかりが列挙され、デメリットが全くないかのような論述になっている感は否めない。例えば、大阪都構想では「大阪市を解体し、8~9の特別自治区を作る」としているが、当然ながら区議会ができ、議員数は今よりも増えるだろう。また、「虐待を受けている児童の一時保護権を特別自治区に与える」と言うが、児童相談所の職員数が不足している現状を考えた場合、マンパワーの面において、果たして区単位で対応できるのか疑問に思う。氏は、将来的には大阪市の周辺自治体まで再編するビジョンを持っているが、「平成の大合併」において、市町村合併が日本で一番進まなかったほど自己主張の強い自治体・住民が、そう簡単に大阪都の一部になるとも思えない。
    いずれにせよ、大阪都の実現には数多くの障害があることは間違いない。しかし、ロンドンやパリといった世界の大都市に打ち勝とうとする氏のビジョンや、平成23年度の大阪府知事選挙、大阪市長選挙の投票率が上がったように、有権者に関心を持たせる氏の発信力はすごいと思う。

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体制維新――大阪都 (文春新書)の作品紹介

「よいことも悪いことも大阪からはじまる」といわれる。経済の低迷、莫大な負債など大阪を取り巻く情勢は日本の縮図ともいえる。橋下徹知事が掲げる「大阪都構想」は、大阪、そして日本改革の切り札となるか-。その全貌を論じ尽くす。

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