なぜクラスに一人いるのか 同性愛の謎 (文春新書 844)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166608447

感想・レビュー・書評

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  • 系統として繁栄する遺伝子は、残る。言われてみれば納得。個体じゃなくていいんだ。

  • 全体的に男性同性愛者に焦点を当てた本であると言えます。ですので女性同性愛者が自分の本だと思って読むと肩透かしを食らうかもしれません。内容の落とし所は納得したような反発心もあるような。男性同性愛者=反転=女性同性愛者だというのは少々乱暴だと思うのです。 でも、同性愛に「ホルモン」や「遺伝」の要素があり、また同性愛者の持っている性質(タチ)として至極自然に同性を好きになっているという事が実験や調査で判明したという事だけでも大きな収穫だと思います。日本もパートナーシップ法の検討が開始されると良いですね!

  • 再読。

  • 数多くの研究者の論文を引用しながら、同性愛の実態を明確にした好著だが、時折興味あるトピックが巧みに織り込まれており、楽しみながら読破できた.
    同性愛に対して偏見を持たないためにも、このような著書が広く読まれるべきだと考える.

  • 遺伝子、ホルモン、脳などの研究から同性愛を考える。同性愛の歴史なども。
    男性同性愛者には兄がいることが多い。

著者プロフィール

竹内久美子
1956年愛知県生まれ。京都大学理学部を卒業後、同大学院に進み、博士課程を経て著述業に。専攻は動物行動学。著書に『そんなバカな! 遺伝子と神について』『シンメトリーな男』(ともに文藝春秋刊)、『女は男の指を見る』(新潮社刊)、『ウソばっかり! 人間と遺伝子の本当の話』(小社刊)、『女はよい匂いのする男を選ぶ! なぜ』(ワック刊)など。

「2022年 『66歳、動物行動学研究家。ようやく「自分」という動物のことがわかってきた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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