『ONE PIECE』と『相棒』でわかる! 細野真宏の世界一わかりやすい投資講座 (文春新書 914)
- 文藝春秋 (2013年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166609147
作品紹介・あらすじ
2005年の第一弾から次々とベストセラー第1位を記録し続け、今も日本全国の投資家たちの伝説的なバイブルとなっている『世界一わかりやすい株の本』シリーズから6年。700万部突破の大人気カリスマ講師が温め続けた「最新、最強の投資講座」がついに開講します!!2013年、“アベノミクス”で動き出した日本経済。投資にも改めて注目が集まっています。「投資」というと、「難しいのでは」と身構えてしまう人もいるでしょう。でも、心配はいりません!難しさを一切感じないように、身近なマンガやドラマなど「日常にある」ものを題材にしながら、自然と投資や経済の世界に溶け込めるようになる、これまで存在しなかった画期的な解説になっているのです!そのため、投資に関する知識が全くない人でも、スラスラ読み進めることができ、「株式投資はプロのような情報が不可欠か?」「株式投資における“ひっかけ問題”」など、初心者も経験者も目からウロコが落ちる、丁寧にして本質を突いた説明が満載です。そして具体的な“買いの株”についても、中長期的な視点から指南。日常生活で目にするものに実は投資のヒントが隠されており、読み進めながらその本質を見抜くことで“日本経済全体のつながり”まで見えてくる――という「謎解き」型の解説は、まるでミステリー小説のよう。気が付けば、これからの時代を生き抜きために必要不可欠な「思考センス」まで磨かれて、自分の頭で「“アベノミクス”は偶然なのか? 必然なのか?」といった最新の経済ニュースの本質まで、ズバリと読み解くことができるようになっていることでしょう。本書は、日本経済再生を支える「投資教育」をめざして執筆された、まさに全国民必読の一冊です!
感想・レビュー・書評
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1日で読みきれるボリュームの株式投資初心者向けの指南書
出てくる指標もPBRから始まり利益の推移やPERや配当性向と『高値を掴まない割安株投資』なので退場リスクも少なそうで好感
サブタイトルの『ONE PIECE』と『相棒』でわかる・・・は余計だったかも
『ONE PIECE』と『相棒』でわかるのは作品のシーンで投資にまつわる話ではなく映画の制作話なので『エヴァンゲリオン』でも『踊る大捜査線』でも代わりはいくらでもありそうです
本のタイトルでは『投資講座』とあったからポートフォリオ理論や債券を絡めた分散投資の話題があってもよかったのですが個別株オンリーで進んでいるのは内容が投資を始めたばかりの初心者に向けた本としてはどうかな?って気もする -
PER、PBR、配当性向の説明がわかりやすい
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先だって読んだ経済のムックが分かりやすかったのと、あとやっぱ、”ワンピース”の文言につられちゃいました。でも、全然関係あれへん。ワンピースやなくても何の映画でもエエがな、ってところ。相棒に至っては、全然出てこんなと思ったら、何と続編に期待、とな!?いやいや、ここまでいくとちょっと、反則すれすれというか、もはやアウトじゃないかと思っちゃいます。そんな副題なんか無しにして、普通に投資講座の本ってだけで良かったのに。
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投資講座と名乗っているが、概ね株式投資の基本情報の記載に留まる。タイトルから「ONE PIECE」や「相棒」のストーリーに例えた事例紹介が出てくるかと期待したが、映画の興行収入と利益分配について説明する現実的な話だった。その流れを汲んでか、映画に纏わるTOPICSがやたらと登場する。軽い語り口なので真実か判断しかねるが、日本では制作費2.5億でも大規模映画になるらしい。
株式投資の初心者にとってはわかりやすい内容でよいと思う。株主優待が日本独自であることは存じなかった。企業間の株の持ち合い解消により企業買収のリスクが増えたため、個人投資家に株を保持してもらうためとのこと。 -
270720 新
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最近株式投資を再開したので、読んでみた(普通、逆だろと言われそうだけど)。サラッと読めるうえに、非常に分かりやすかった。
驚いたのが、新聞で販売が好調なんていうプラスがでたとしても、すぐには株価があがらないことが多いらしいということ。これなら自分でもできそうな気がした。
配当利回りが高かったり、PBRが低かったとしても、必ずしも買いとはいえないというのは難しいところ。やっぱりちゃんと業績もチェックしなきゃいけないということか。
もう少し勉強していきたい。 -
資格用ではなく、投資信託を始めようとする人用ですが、入門にはもってこい。お金の流れをめっちゃわかりやすく書いてあります。但し専門的な知識はここではかなわないので、要注意。
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PBR PERについてしっかり理解できた。
映画業界の仕組みなんて知る機会なかったので、題材にしていて面白かった。感覚的にヒットしてないだろうなぁって作品もしっかり利益を出してるもんなんだ。