サバイバル宗教論 (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166609550

作品紹介・あらすじ

クリスチャンにして神学者である著者が、臨済宗相国寺で僧徒を対象に、「危機の時代における宗教」をテーマに行なった連続講義をまとめたのが、本書です。仏教徒を前にクリスチャンが宗教について語る、という緊張感のある構図ですが、それだけに、読みやすいだけでなく、深みのある内容になっています。講義は、久米島出身で過酷な沖縄戦を生きのび、戦後、価値観の空白を埋めるべく、キリスト教(プロテスタント)の洗礼を受けた佐藤氏の母親の話から始まります。「母は、だれにもキリスト教徒になれと勧誘することはなく、自分も宗教について母から教わったことはなかった。しかし、そんな母に、知らず知らずのうちに感化されたのではないか」と、宗教との最初の関わり合い、続いて、「神学に触れなければ外交官になることもなかった」と、同志社大学神学部で神学を学んだことの大きさが語られます。まず、こうした自身の経験を踏まえたうえで、佐藤氏は、世界史において、そして現代において宗教がもつ意味を、さまざまな事例にもとづきながら、平易に説いていきます。一見、世俗化が極限まで進んだ今日の日本社会に生きる私たちの感覚からすれば、宗教と政治は別物ですが、佐藤氏によれば、宗教の領域にまで入り込まずには、政治を内側から突き動かしている論理は捉えきれません。国内政治にしろ、国際政治にしろ、政治の真の姿は見えてきません。過去にしろ、今日にしろ、「民族」と「国家」の根底にあるのは、常に宗教的なものだからです。本書の魅力は、「民族と宗教」、「国家と宗教」という、通常のジャーナリズムや学問の見方では捉えきれない難問に正面から取り組んでいる点にあります。とりわけ危機の時代において宗教がもつ重要性を、単なる「教養」ではなく、「生きた智慧」として教えてくれるのが本書です。

感想・レビュー・書評

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  •  ニコライ・フョードロフが紹介されていて、人類の宇宙に対する関心の根っこがこの思想家にあることが述べられている指摘が面白かった。
     「フョードロフ伝」はこれからの宇宙時代の迎える際に必ず文庫化されるものかもしれない。
     フョードロフによれば、人類はいずれ、直近に死んだ人からすべて復活させていき、アダムとエバまで復活させ「全人類復活」を成し遂げ、増えすぎた人間をロケットで移動させることになるという。
     このロケットの発想がツィオルコフスキーからドイツ、アメリカのアポロ計画へとつながっていく。つまり宇宙開発は、実にキリスト教のラディカルな思想が、またはロシア宇宙主義がベースにあるという。
     さらに、この「万人を復活させる」という発想は麻原彰晃の思想にも影響を与えているという。「魂が死んだあとも残る」というのは仏教的な発想ではなく、あきらかにキリスト教系の発想であると佐藤は指摘する。チベット仏教とは別の位相であると佐藤は言っていて、オウムの教義に生きない人は魂が汚れていく。汚れきってしまうと、魂から肉体を復活させることができなくなる。なので、「魂が汚れないうちに殺してしまえ」。その考え方は、プロテスタンティズムの流れから見ると、そんなにおかしな考えではないという。
     チベット仏教に「呪殺の行為は利他行である」というドルジェタクの影響はオウムに確かにあるかもしれないが、キリスト教であるというのは面白い。麻原は熊本の人間で、目が見えないのを「水俣病患者として役所に申請」したこともあり、熊本の闇を背負う存在である。かつ、かつて熊本バンドがいたこともあり、プロテスタントの土壌があったのでは……とそんな因果関係は実証できないけれども。
     佐藤は、大量殺人は「救済」を思想的操作として使わないと難しいという。苦しんで天国に行くことを「正しさ」にする思想は、仏教では異端だが、キリスト教ではそこまで異端ではないことを暗に述べている。
     あと、アメリカで強い影響力にあるユニテリアンが、キリストは偉大な教師であって神の子ではないので、ユダヤやイスラムとも折り合いを付けることができるという指摘も勉強になった。

     宗教団体の役割は、国家に対する「中間団体」であるべきと佐藤は述べる。大家族、ギルド、教会など、国家と個人のあいだにある団体が民主主義を支えるのだ。国家は一人一人の人間をアトムのようにばらばらにして、あるときにはそれを束ねる。合理的に人間を運用していこうとする。しかし、個人と国家が直結すると、民主主義も国民の権利も守れない。国家は中間団体を嫌うものである。中間団体は、国家と本格的に対立するつもりはないけれども、我々の牙城に踏み込むのならば、その時は我々の生き残りのために戦いますよ、という姿勢を示す組織である。ある種の自治組織であり、税金を食い物にする組織ではない。中間団体として宗教団体の意義を述べている。
     あとノルウェーについて、ノルウェーではつらい労働や汚い労働をさせるためにパキスタン人などの外国人労働者を入れたら、無差別大量殺人事件が起きたとか、ノルウェーのレーベンスボルン計画からの、敗戦後、パルチザン神話を作り上げるなど、福祉国家ノルウェーの暗部をさらりと述べているのも興味深かった。

  • ☆3(付箋12枚/P270→割合4.44)

    ・あるとき先生に、「もう少しきちんと仏教学の勉強をしたいので、サンスクリット語を勉強したい」と言ったら、工藤先生はこう言われました。「あなた、お金と時間がありますか」って。「えっ、先生、どういうことですか」と聞くと、「まずサンスクリット語はお金がかかります。辞書と教科書が必要で、辞書は英語、日本語、ドイツ語とフランス語のものも買ったほうがいいでしょう。全部そろえると30万円ぐらいかかりますね」と言われたんです。それから、「時間はどれぐらいかかりますか」と聞くと、「あなたは、ラテン語、ギリシャ語を勉強しましたか」「はい、大学で基本的な文法書は終えました」「どれぐらいの時間がかかりましたか」「二年ぐらいかかりました」「どれくらい勉強しましたか」「講義は週一回でしたけれども、一週間に四日間はラテン語の勉強を三時間ぐらいしました」「そのペースですと、サンスクリット語だったら三年から四年かかりますね。中途半端にやっても意味がありません」と言われました。
    私は今でも工藤先生に感謝しています。外務省に入ってから思ったんですが、語学というのは、非常に時間とお金がかかるものなんで、中途半端にサンスクリット語をやっていたら、私は時間をずいぶん無駄にして、結局、物にならないで損をしてしまったと思うんです。

    ・「私はね、9・11のテロをきっかけに、仏教徒としての決意が強まったんです。あれはキリスト教とイスラム教の一神教同士の戦いで、あれを乗り越えるには、もう一回仏教の多神論的な価値を見直さなければならないと思います。一神教は砂漠の産物で、多神論は森の産物でしょう。砂漠のように何もないところだと、一なる神、天なる神の存在が論理的になりたつだろうけれど、森の中にはいろいろな動植物が共存しているから、神はたくさんいると感じられる」―梅原猛
    これは居酒屋での一杯やりながらの議論だったらいいのかもしれませんが、現実の国際政治や我々が直面している危機を考える上では、極めて危険な発想です。…本来、一神教というのは寛容なんです。神様と自分との関係において自分だけが救われればいいと考えているわけですから。

    ・「アラブの春」というものが起きたときに、シリアは、チュニジアやリビアやエジプトのような状態にはならない。もっと大変なことが起きるんです。
    エジプトでも混乱が起きたけれども、そこにはムスリム同胞団というイスラーム原始主義系の組織があります。シリアにもかつてはムスリム同胞団があったのですが、ムスリム同胞団にいる人間を2万人皆殺しにしたんです。2000万人余りのシリアの人口比で言えば、2万人はかなりの規模です。
    要するに今、シリアには反体制的な団体は皆無なんです。ですから、シリアのアサド政権が崩壊すると、完全な権力の空白が生じて、そこからアナーキーな状態になるでしょう。そこに恐らくイランが影響力を伸ばしてくる。シリアの今の政権が核爆弾を持つことになったら、国内の反対派を弾圧するために核兵器を平気で使うでしょう。一回でも核爆弾が地域紛争で使われるようになると、今度は、それは世界のあちこちに波及するでしょう。
    要するにイランの核開発をストップさせないと、広島、長崎以来、戦争で核兵器が使われかねないという状況が、近未来に起きる可能性があります。これには相当の蓋然性があります。ですから、世界は今、イランの問題でこれほど深刻に神経を尖らせているのです。

    ・イランには統一政府というものが存在しません。一番目の政府と言えるのは、ハメネイ最高指導者によって支配されている聖職者たちのグループです。実は、この聖職者たちは大変な利権を持っています。石油や、ピスタチオやキャビアといった商品の会社を経営しています。一番の金持ちは、元大統領のラフサンジャニさんの一族です。これに対抗しているのがアフマディネジャド前大統領でした。
    2012年1月の半ばに大統領の報道官が逮捕されて、禁固一年になりました。どういう罪かというと、最高指導者を記者会見で侮辱したという罪です。一方、大統領の方は、腐敗、汚職追及ということで、聖職者たちを逮捕したり、裁判にかけたりしています。大変な権力闘争が行われているわけです。

    ・アラブの春を「フェイスブック革命」というのは間違っています。フェイスブックを読んでいる層は、いわゆる市民層で、識字率が高く、新聞をきちんと読める一握りの層なんです。フェイスブックだけでは大きな運動にはなりません。字を読むことができないような大衆が繰り出してくるには、アルジャジーラやアルアラビーアといった衛星放送が重要になってきます。しかし、エジプトやチュニジアやリビアのときと、バーレーンに対するアルジャジーラやアルアラビーアの対応は全く異なっています。その対応の違いが、それが実際に政権転覆に至るかどうかという結果の違いにつながってくると見ています。

    ・弾道ミサイルは一度大気圏を出ますから、遠くに飛ばすことができます。このとき、多少ずれても大きな影響を与えたいというのであれば、核弾頭をつけないと意味がありません。ですから、長距離弾道ミサイルをつくるということは、核攻撃を前提にしているということになります。
    ソ連が崩壊する過程で、このミサイル技術のノウハウを持っている科学者たち、技術者たちがイランや北朝鮮に流出するのを防ぐために、モスクワに国際科学技術センターをつくって、みんなにお金を配りました。それから、民営化用の研究プロジェクトもたくさんつくりました。そうやって、ロシアから核技術が流出しないようにしたんです。これには、ロシアとカザフスタンとタジキスタンとキルギスが参加したので、こういった国からは深刻な流出がありませんでした。しかし、ウクライナはこれに参加しなかったんです。だからウクライナから流出が起きたんです。

    ・「反ユダヤ主義は、個々の人間や社会制度や国家体制がもつ欠陥を映す鏡である。ユダヤ人の何を非難しているのかを聞けば、その人自身がどのような点で責められるべきかを言うことができる。」―グロスマン

    ・ソ連の体制では加害者と被害者が錯綜します。もと秘密警察の職員が逮捕される。そして、新しく入ってきた政治犯にこう言うんです。「令状の出される者は有罪であり、令状は誰に対しても出せる。どの人間にも令状をもらう権利がある。生涯にわたって他人に令状を出してきた人間だってそうだ。御用が済めばお払い箱なのさ」と。
    …こういう構造を見抜くときに必要なのは、ぶれることのない何らかの「場」です。これは、キリスト教、ユダヤ教、イスラーム教、仏教、それぞれ違います。

    ・キリスト教における最大の難問は、神様は正しいのなら、なぜこの世の中に悪があるのかという問題です。これを神義論と言います。あるいは、神様が正しいということを弁解するので弁神論とも言います。これには二つの系統の考え方がありあmす。
    一つ目は、悪というのはそれ自体で自立していない。悪は善の欠如だという考え方です。
    …これとは全く別の考え方があります。この考え方によれば、悪は自立して存在する。しかし、神にその責任はない。

    ・私は原発問題に関しては、おそらく日本の有職者の中では圧倒的少数派です。要するに、脱原発というのは近い将来にはできないと考えています。それは、戦争を完全に回避することができないのと同じことだと。そこで考えるのは、為政者、あるいは原発を運営している人たちに白紙委任状を与えないようにするためにはどうするべきかということになります。
    …こういう発想でないと、逆に現実に全く影響を与えることができなくなってしまいます。

    ・国家を考えるときに、実は、基本になるのは中間団体の問題です。それは民主主義の問題でもあります。

    ・重要なのは、定住に至るときに、必ず宗教が生まれるということです。たとえば今のニューギニアの狩猟採集をする人たちが定住しない理由は二つあります。まずお手洗いです。
    …もう一つは、死者の問題です。死ぬと人間は腐って骨になっていきます。さっきまで生きていた人間が動かなくなる。死は恐ろしいものです。自分たちの住むすぐそばに死体があっては怖くて仕方がありません。ですから死体のないところへ逃げていく。定住革命以前の移動する人たちは、死の問題と直接向き合わずに済みます。裏返すと、定住すると、死の問題と向き合わなければならなくなります。そこから宗教が生まれたり、宗教に対する考え方が精緻になっていくわけです。

  • 講義形式だから読みやすい

  • 佐藤優氏の宗教論。タイトルからは、国内でどこの教団がこれから伸びるのか拡大するのか、どこの宗教団体が衰退し、没落していくのかを論じてるんだろうと思ったが全く違った。売り上げ確保するためとは言えるタイトルと中身がミスマッチと思う。まぁ中身は面白かったのでよしとしよう。

    普段お坊さんなどと接する機会ないのでよくわからないが、臨済宗相国寺派の僧侶は、面白い話し聞いても笑わないんだ(笑)
    講師に失礼に当たるから?それとも喜怒哀楽出さないのが教えなのだろうか?

    米国で強い影響力あるのがユニテリアンということは初めて知った。ユニテリアンは教派横断的に存在する。カルヴァン派やルター派にはいないがバプテスト派やメソジスト派にはいる。その特徴は、キリストは偉大な教師で模範と言えるが神の子ではないとのこと。なるほど。

    イギリスの社会人類学者ゲルナーの「民族とナショナリズム」という著者、機会あれはトライしてみよう。

  • 本書は、前科一犯・キリスト教徒・同志社大学の神学部出身の佐藤優が、主に相国寺派の僧侶を対照した4回の連続講義をまとめたもの。僧侶を相手に、キリスト教徒であり、神学部出身であり、外交官でインテリジェンスの専門家であった佐藤優が、国家とか国際政治とか民族とか沖縄とかについて、宗教との関係の重要性を強調しつつ講義して、最後には質疑応答をしています。宗教自体について語っている部分はどちらかといえば少なく、やはり国際政治の話が多いから、サバイバル宗教論という題名はどうかと思うけど、国際政治を読み解く上で宗教の理解が重要であるのは良く分かる。また、国家と個人の関係、民主主義とファシズムの関係の話し、中間団体としての宗教の重要性のような議論も面白かった。

  • 難しすぎて、アホなワテには
    わかりまへん❗

  • 民族と宗教。仏教とキリスト教。死と救済。国家と宗教。オウムなど新興宗教の考察も面白い。
    イスラエルの帰還法。日本には日本人という目に見えない憲法がある。実態との乖離を拒まない。
    ウクライナとロシアの対立も紐解く。プーチンは選挙で選ばれた王様。共和政から王政へ。

  • 佐藤氏のルーツについて知ることができた。
    父、東京出身(ルーツは福島、祖母が臨済宗の寺の娘だった)
    母、沖縄久米島、沖縄戦を生き延びた。戦後洗礼を受ける、キリスト(プロテスタント)教徒、戦後社会党を支持。

    キリスト教では「父」「子」「聖霊という神」で三位一体と言われているが、なぜこの組み合わせなのは、誰もわからない。わからないことで神秘性を増すから、それでいいのだと思われている節もある。1700年も論争されているが結論は出ない。今後も多分答えは出ない。同じく答えが出ないものとして、「キリストは神、まことの人」と伝えられている。これもなぜ神が人となったのか(受肉論)、長い間議論されているが結論はいまだに出ていない。

    宗教団体を締め付けるのはファシズムに向かっていく道。日本の官僚、特に財務官僚は諦め感がハンパない。日本国民は難しいことは上任せ、気に食わないことは文句ばかり言う。

    確かに…。政治に参加しないで文句ばかり言う人は多い。

  • 著者にしては少々荒っぽい主張が気になった。仏教寺での講演内容が本になったので、やや過激な主張をしていたのだろうか?サウジの王族が葡萄酒は飲まないが、葡萄で作ったものでなければアルコールではないとの解釈でウィスキーを飲んで酔っ払っている!本当?サウジを英のサッチャー首相が訪問した際には見た目は女性だが、明らかに男性だとして受け入れた!沖縄の独立が現実味を帯びてくるとの主張もかなり大胆で、本当? 「一神教は不寛容で、多神教は寛容」との世の中の論調に対して、「一神教は本来自分の救いにしか関心がないので寛容だ」との主張はなるほどと賛成だったが。ところでスターリンの息子がナチスドイツの捕虜になって、切り捨てたために収容所で死んだとの話が紹介されている。これは初耳で驚きだった。また1880年に日本政府は宮古島以南を中国(清)に割譲しようとしていたが、拒絶され日本に残った!これも驚きの話だった。そういう意味では実に興味深い読書になった。

  • まず父の死の話で惹きつけ‥同志社大学はミッション系ではなく、「キリスト教主義」を標榜するだけあって「日本のキリスト教を作るんだ」と神学部の授業には仏教学(本格的)も採り入れられていた。佐藤は「サンスクリット語も学べますか」「金と暇がないと出来ない、君には無理」と有難い教示で脇道に外れなかったが仏教の知識はそこらの僧侶よりあるかも知れない。葬式仏教と揶揄される現状を「葬儀をするというのは一番大事なこと」と聴衆を持ち上げる(いつもの事だが場に合わせるのが上手い)。話は国際情勢にまで及んで青年僧侶の質問に答える

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著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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