ビジネスエリートの新論語 (文春新書)

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著者 : 司馬遼太郎
  • 文藝春秋 (2016年12月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166611102

ビジネスエリートの新論語 (文春新書)の感想・レビュー・書評

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  • 先輩からは知恵を後輩からは感覚を汲むがよい 西 諺
    運命は神の考えるものだ。人間は人間らしく働けばそれで結構だ。夏目漱石

  • 初めての司馬遼太郎。
    独特の言い回しに初めは慣れなかったけれど、よくよく読んでいくと挙げられている例は面白いし、ご自身の中でたくさん考えられた上で練られて、得られた答えが随所に散りばめられていて、それが素直にわたしの中に入ってくる文章だった。
    日頃考えていること(何が幸せか?サラリーウーマンとして、どういうキャリアを描くか?とか)に答えになるヒントを与えてくれる本だった。

  • 司馬遼太郎氏が新聞記者であったころに本名で昭和30年
    ごろに書いた内容だそうです。
    少し古めいたところは多くありますが、会社員として
    わからなくはないと思う部分もあります。
    また、時代の移り変わりもやっぱり見てとれて、
    今の時代には起こりえないであろうことも書かれてあります。
    とはいえ日本も会社員も会社も、社会もすくなくとも
    進歩しているのでしょう。
    第2部の『二人の老サラリーマン』『あるサラリーマン
    記者』の2作は面白かったと思います。

  • 論語云々というより,日々のサラリーマン生活の中で感じる事柄を,過去の言い回しを用いてエッセイ風に仕上げた日記のように読める.今はもう出会えない歯に衣着せぬ文体は,為人が漂ってきて逆に心地よい.

  • 昭和30年代に司馬遼太郎が論語などの一説を紹介しつつ、サラリーマンの処世術的な事を紹介している。

    これを読むと約50年前も現在でもサラリーマンの処世術的なものの本質は変わっていないのだと思った。

  • 司馬遼太郎が本名で公刊した名言随筆サラリーマンを再刊したもの。後年の大作家の覚悟などがうかがえて、興味深いものでした。

  • 今の時代にも通ずる、サラリーマンの悲哀を司馬遼太郎の独特な鋭い視点で、ユーモアたっぷりに語るエッセイ的な内容。

    まだサラリーマン時代にも書いたものであるけども、切り口や視点が面白いし、鋭い感性だなと思わされる。

  • 昭和30年に司馬遼太郎が新聞記者をしていた時代の本。「サラリーマン」という職業について、今でもあてはまることが多い。女性の働き方の部分は時代が変わって今と状況が違っていると思うが、男の仕事については60年経った今でも通じることが多いと思う。後半になると、司馬遼太郎らしさが出てくる。歴史という中に見た普遍的なものを見る目など、面白く読める。

  • 前半書かれているのは前近代的な勤労感。
    それは仕方があるまい。なぜなら著した司馬遼太郎氏は、すでに鬼籍に入っている。
    だからというわけではないが、特に落胆することはなかった。

    格段に面白くなるのは後半で、ここで書かれている結婚観、家庭感、死生観はまさに司馬遼太郎。普遍的な面白さで、一気に読了してしまった。時代を超越した語り口は流石というしかない。

    一読の価値あり。

  • 驚きなのは、司馬さんがこれを32歳で書いたということ。ここまで世の中のことをこの年齢で分かってしまったのか。戦後10年で書かれているのに、中身は今でも通じることが書いてある。戦後70年余り、日本はあまり変わっていないのかなあ。社内恋愛はするなと書いてあるけれど、後に司馬さんは同僚と結婚されます。そこがくすっと笑えます。

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ビジネスエリートの新論語 (文春新書)の作品紹介

産経新聞記者時代の司馬遼太郎が、本名である福田定一名で刊行した“幻の司馬本”を、単独としては著者初の新書として刊行する。古今の典籍から格言・名言を引用、ビジネス社会に生きる人たちに厳しくも励ましに満ちたエールを送る本書は、著者の深い教養や透徹した人間観が現れているばかりでなく、人生について語る読物としても充分に楽しめる内容となっている。加えて、本書の2部に収録、記者時代の先輩社員を描いたとおぼしき「二人の老サラリーマン」は、働くことと生きることの深い結びつき問う、極めつけの名作短編小説として読むこともできる。現代の感覚をもってしても全く古びた印象のない本書は、後年に国民作家と呼ばれることになる著者の魅力・実力を改めて伝えてくれる。ビジネス社会を生きる若い読者にも、ぜひ薦めたい一冊である。

ビジネスエリートの新論語 (文春新書)はこんな本です

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