世に棲む日日 1 (文春文庫 し 1-4)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105044

感想・レビュー・書評

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  • #2979ー36ー274

  • 松陰について少しは知っていると思っていたが、幼少期のことや、長州の気質など知らないことだらけでした。

  • 学問に対する姿勢に胸を打たれた。

  • 松陰の好きな言葉「温然たること、婦人、好女のごとし」…
    なるほど〜
    九州長崎平戸→熊本(宮部鼎蔵)→江戸→脱藩→奥羽→長州→遊歴→江戸(佐久間象山)ペリー来航→長崎→ロシア艦隊(クリミア戦争勃発で帰国)→江戸
    まで

  • 2019.8.2(金)¥150(-20%)+税。
    2019.8.12(月)。

  • 初 司馬遼太郎。
    人物が登場すると「これはどういう人間で、どういう最期を遂げる」みたいな話になって、話の本流に戻るのに一苦労。司馬遼太郎の本てこんな感じなんですかね…(^_^;)

  • NHKの必死さのせいか、本作が紹介された記事を見て再読。やはり大河の設定には無理があるらしい、観てないから何とも言えないがどうもそうであるらしい。
    さて司馬遼節炸裂の気配濃厚である。小説かと問われれば、そうだともそうでないとも言える。確かにここにはこの作家独自の空気が漂ってます。
    とにかく人物評価を軸にグイグイ進めていく、アラを感じてもそこは目を瞑るのがマナーかな?

  • 青春だね〜!
    登場人物が生き生きとして魅力がある。成る程、この作者の人気が衰えないのもわかる気がする。

    歴史小説はどこまでが本当でどこまでが作者の手が加わったのか解り兼ねないが、バカじゃないの⁈と思う位一本気な松陰は読んでいて清々しい。

    長州藩は小国だが異常な位勉強が好きだった。とか、年寄りが若者を可愛がり尊重する風習があった。とか、保守派と改革派が拮抗して既に二大政党制のような政治環境が作られていた。故に維新の立役者になれたのだろう、という著者の見解に納得。

  • 新選組の本から入り、なんとなく読み始めた。
    長州といえば、倒幕しか頭にない連中というイメージしかない。
    更に、吉田松陰については、新選組に敵対する勢力というくらいしか知らない。
    何者なのか、何をしたのか?
    これを知るためワクワクするしながら読んでいる。

  • 20代の頃に読んでとても感動した作品。 吉田松陰のまっすぐさ、行動力にとても魅力を感じたのを覚えている。
    いま、読み返してもやはり面白い。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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