世に棲む日日 (3) (文春文庫)

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著者 : 司馬遼太郎
  • 文藝春秋 (1975年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105068

世に棲む日日 (3) (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 十一番目の志士を読む前に世に棲む日日を読み終えておくべきだったな…。
    聞多やら狂介やらが出て来て楽しい。癇癪起こすと論理的ってなんだよ(笑)

  • 「わしは一生、困ったと思ったことがなく、口に出したこともない」ーーその晩年、高杉晋作は述懐した。
    まわりの仲間たちも、晋作が困ったという言葉を吐いたのを見たことがないという。

    仲間を糾合し、異国の代表と堂々と渡り合い、あらゆる敵から変幻自在にその身を隠し、次の時を待ち、時を作る。

    明治維新の出発点ともいえる奇兵隊を創設しながら、そのリーダーの座におさまることなく、あっさりと人手に渡してしまう権力への淡白さ。
    しかし、誰よりも長州武士であることに誇りを持って行動していた晋作。

    その立ち振る舞いや胆力は、奇想天外にして縦横無尽。そして、激動の時代の本質を見極めながら、舵取りをしていく。

    謹厳実直な師匠・松陰に、自由闊達な弟子・晋作。対照的なこの師弟に共通するのは、汲めども尽きない圧倒的な人間力。ヒューマニズムだ。

    師が志半ばで見ることができなかった日本の夜明けまであとわずか。
    時代の申し子・晋作はいかに行動するのか。

  • ちょっと飽きてきたな、、、
    この作家特有のリズム感はやはり肌に合わないんだなぁ、当方には。くどくて綺麗でない文章、実は同じことを違った角度で繰り返し語っているだけのような気がするんですが。
    まぁあと1冊、読み切りましょう。
    ところで結局吉田松陰の扱いは何だったんでしょう?このなおざり感もこの作家の特徴ですか。

  • 革命だと言いながらダラダラ集まって藩のお金で酒を飲み芸妓と遊び。なにやってんだ!やってることはヤンキーと変わらないじゃないか!
    と思えた前半。晋作自身も自分 をゴロツキと呼んでいる。

    そして後半になって目まぐるしく自体が進行する。結局世の中の流れが変わるのは、一部の有識者がああだこうだと声高に叫んでいる時じゃなく、ひとりでに沸き起こるものなのかもしれない。

    後半から伊藤博文と井上馨がグッとクローズアップされる。特に井上馨が面白い!この人を取り上げた本があったら是非読んでみたい。

  • 高杉晋作台頭!

  • どの時代でもどの国でも、お役所というのはこういう姿だからこそ安定した。
    そしてそれを屁とも思わない人間が「革命家」と呼ばれた、まぁ後の時代になってみればだが。
    成功したから「革命家」だけど、
    何かがひとつ間違って失敗に終わってたらただの「アタマおかしいヤツ」だ。
    間違わずにどうにかやり遂げた、という時点でそういう運を味方にするチカラも込みで「革命家」なのかもしれないが。 

  • 萩、下関などを舞台とした作品です。

  • 幕末の長州藩の物語。いよいよ長州藩が歴史の舞台に飛び出し、攘夷戦争を開始する。幕府の動きに日本の役人体質はこのころから変わらないのかと感じる一方、晋作の英国との講話でのやりとりは晴れ晴れとする。

  • 3巻は急に井上馨から始まりますw やっぱり高杉は激動期になってから自分が何をすべきか知ってて、それでも激情家だから時々松陰のお兄さんとかにこっそり弱音吐いてる辺りがきゅんとします。

  • Kodama's review
    「広い世界にちょうし(長州)が無くば、やがて世界は闇となる」
    「動ケバ雷電ノゴトク、発スレバ風雨ノ如シ」
    (06.10.17)
    お勧め度
    ★★★★★

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