新装版 竜馬がゆく (3) (文春文庫) (文春文庫 し 1-69)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105693

感想・レビュー・書評

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  • 周りの志士に大分遅れをとったが、ついに竜馬が生く道を決め走り出した。既定路線には収まらない、躍動感がたまらないです。

  • 2023.2.08 読了。

    2023年、6冊目。

    ヨメの友人が貸してくれた1冊。

    最新の文庫版より一つ前の版です。

    中高生のときに何冊か読んだ作家なので読み易かったです。

    大学の大先輩でもあります。

    この巻で後に師となる勝海舟と妻となるおりょうが登場します。

    NHK大河ドラマ「龍馬伝」の福山雅治と真木よう子の印象が残っています。

    フィクション色が強まり、ストーリーは劇的に展開を始めます。

    満足度4.4/5。

  • 勝海舟が遂に登場。
    日本を動かす、その強い意志で物事を進める竜馬のパワフルさに読者自身も力が湧く。

    内弁慶になりがちだが、もっと広い視野で物事を捉えたいと思った。

  • 竜馬飛躍の巻でした。たしかにトントン話が進んでいて、おもしろいのですが、薄味でした。

  • 法学部 大川済植先生 推薦コメント
    『龍馬の劇的生涯から現代を生きる知恵を学べる。』

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPAC↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/653086

  • フィクションであり、史実と異なる部分もありますが、龍馬の常識や既成概念に捉われない行動を通して、これからの学生生活について考えるきっかけになればと、長編ではありますが推薦します。

  • 第3巻で一番面白かったのは、お竜と竜馬の出会いの場面。

    人を助けるためなら火の中に物怖じせず入っていくというのは非常に竜馬らしくてカッコいいし、そして助け出した人の姉が運命の人だったというのが素敵。

    お竜の美しさを一目見てみたい!

  • 龍馬、一歩踏み出す。勝海舟を師と仰ぎ、日本の将来を考えて動き出した。

  • 勝海舟との出会いによって、物語が大きく動き出してきたな、という内容。前巻まではどことなくふわっとした印象の竜馬でしたが、ここにきて具体的な目標を持ち始め、奔走する様子が描かれていて、いよいよ先の展開が楽しみです。
    ただ、気になるのは竜馬がちょっと小汚いこと?(史実なの?だったら仕方ないけど…)身なりだけでなく、振る舞いとかちょっと生理的に受け付けない部分が描かれていて、その部分を読むときだけはちょっと読み飛ばしたくなります(笑)
    とはいえ、のちの奥様のおりょうさんとの出会いもあり、ふたりの今後の展開も楽しみの一つ。

  • 尊王攘夷を海軍を作って成し遂げようとする龍馬の意志に驚いた。越後藩から5000両もの大金をきちんと借りて勝海舟とともに海軍の私立学校を作ったことにすごいと思った。北辰一刀流の名人でありながら海軍を作ると言うことに度肝を抜かれた。視野が広いな〜と思った

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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