新装版 竜馬がゆく (3) (文春文庫) (文春文庫 し 1-69)
- 文藝春秋 (1998年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167105693
感想・レビュー・書評
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周りの志士に大分遅れをとったが、ついに竜馬が生く道を決め走り出した。既定路線には収まらない、躍動感がたまらないです。
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2023.2.08 読了。
2023年、6冊目。
ヨメの友人が貸してくれた1冊。
最新の文庫版より一つ前の版です。
中高生のときに何冊か読んだ作家なので読み易かったです。
大学の大先輩でもあります。
この巻で後に師となる勝海舟と妻となるおりょうが登場します。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」の福山雅治と真木よう子の印象が残っています。
フィクション色が強まり、ストーリーは劇的に展開を始めます。
満足度4.4/5。 -
勝海舟が遂に登場。
日本を動かす、その強い意志で物事を進める竜馬のパワフルさに読者自身も力が湧く。
内弁慶になりがちだが、もっと広い視野で物事を捉えたいと思った。 -
竜馬飛躍の巻でした。たしかにトントン話が進んでいて、おもしろいのですが、薄味でした。
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法学部 大川済植先生 推薦コメント
『龍馬の劇的生涯から現代を生きる知恵を学べる。』
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPAC↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/653086 -
フィクションであり、史実と異なる部分もありますが、龍馬の常識や既成概念に捉われない行動を通して、これからの学生生活について考えるきっかけになればと、長編ではありますが推薦します。
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龍馬、一歩踏み出す。勝海舟を師と仰ぎ、日本の将来を考えて動き出した。
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勝海舟との出会いによって、物語が大きく動き出してきたな、という内容。前巻まではどことなくふわっとした印象の竜馬でしたが、ここにきて具体的な目標を持ち始め、奔走する様子が描かれていて、いよいよ先の展開が楽しみです。
ただ、気になるのは竜馬がちょっと小汚いこと?(史実なの?だったら仕方ないけど…)身なりだけでなく、振る舞いとかちょっと生理的に受け付けない部分が描かれていて、その部分を読むときだけはちょっと読み飛ばしたくなります(笑)
とはいえ、のちの奥様のおりょうさんとの出会いもあり、ふたりの今後の展開も楽しみの一つ。 -
尊王攘夷を海軍を作って成し遂げようとする龍馬の意志に驚いた。越後藩から5000両もの大金をきちんと借りて勝海舟とともに海軍の私立学校を作ったことにすごいと思った。北辰一刀流の名人でありながら海軍を作ると言うことに度肝を抜かれた。視野が広いな〜と思った