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坂の上の雲〈8〉 についての感想・レビュー・書評


坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)
2214人が登録 ★4.01

著者: 司馬遼太郎 
本 / 文藝春秋 / 397ページ / 1999年02月発売
ISBN/EAN: 9784167105839
rank5 (435)
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評価平均: 4.01
登録数: 2214
レビュー数: 180
価格: ¥ 670 (参考価格:¥ 670)

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みんなの感想・レビュー・書評

minamiosakafromkitakyusyuさんのレビュー 読み終わった

読み終わって、あとがきを読んで、
「坂の上の雲」
という題名を改めて頭に浮かべてみた時、その希望と切なさの入り交じった光景に涙が出そうになりました。
軍の機構、戦争の原理、明治の時代…
自分の中で教科書の一断片的な事象でしかなかったものが、歴史という流れの中の一つのうねりとして感じることができました。

司馬先生、この作品をありがとうございました。

真偽も問われ続け、賛否もあるようですが、
これだけの膨大な物語をできる限りの多面的な視点から描き出したことは、

正に「偉業」でしかないと
私も思います。

housukeoさんのレビュー 4 読み終わった

明治時代。 封建国家であった日本が、突如として国際社会の中に置かれ 近代国家への転換を強いられた激動の時代。 日本を、近代国家として欧米に並ぶ位置に立たしめるべく、 青年たちは自らが国家の一分野を担う気概を持って、 学問や専門分野の発展に尽力した。 日本の陸軍において騎兵を一から作り上げ、 「日本騎兵の父」と呼ばれた秋山好古。 東郷平八郎率いる連合艦隊の先任参謀とし... 続きを読む »

sunnyponenさんのレビュー 4 読み終わった

超壮大物語やっと読み終わる事ができました・・・。長かった。
それにしても最終巻、VSバルチック艦隊との日本海海戦の日本軍が鮮やかすぎて、1~7巻までの黄海海戦やら陸の奉天やらの数々の死闘苦闘は一体何だったんだろう・・・ってのも否めませんでしたが、でも日本の頭脳と緻密さ見事でした。
それにしてもこの全8巻、相当私は明治の歴史観が変わりました。
こんなにも素晴らしい軍部が、どうしてこの日露戦争後、全体主義に傾いていったのかちょっとまた勉強してみたいです。

トムさんのレビュー 5 読み終わった

日本海海戦、うーん、これは超大作だな。しかも可能な限り史実に基づき、詳細まで手に取るように読者に伝わってくる「臨場感」。表す言葉がありません。

andyhidaさんのレビュー 3 読み終わった

「笑顔一つで君はどんな恋でもたやすく手に入れた」と歌ったのは浜田省吾の「丘の上の愛」だった。 「まことに小さな国が開花期をむかえようとしている」と書いた司馬遼太郎の「坂の上の雲」は、なぜかボクとは相性が悪く、何度も読もうとしては挫折してきた。今回も、秋山兄弟と正岡子規の「青春篇」で、あまりのつまらなさに幾度も挫折しかけたけど、なんとか読み切った。 この小説を歴史小説と読むか、娯楽小説と読むかは... 続きを読む »

kingbubaiさんのレビュー 5 読み終わった

ネタバレ バルチック艦隊との大海戦の結末が描かれていた。秋山真之の考えた七段構えを全て出すこともなく日本側は勝利し、ポーツマス条約により日露戦争は終結する。全て読み終えて感じるのは、陸軍、海軍、政府など戦争へ関... 続きを読む »

kgnさんのレビュー 2 読み終わった

司馬史観というものふれ
日露戦争とか,
その後の日本がたどった道とかについて
今までと違った視点から
とらえることができるようになった気はする・・・
でも,小説としては・・・

minotaurさんのレビュー 3 読み終わった

歴史をあまり深く学ぼうとしてこなかった自分にとって、本の中で描かれている日清戦争、日露戦争は単に日本が勝利したという勝敗のみだった。ただこの本を読んで、単なる勝敗だけでなく、その裏にあるものを以前よりは理解出来たと思う。特に日露戦争は、何故圧倒的に軍事力の高いロシアが、急造国家の日本に敗れたのか、その理由がよくわかった気がする。いかに巨大なれどそれを操ることができなければ意味が無い。大企業病にかかった老舗企業が小さいなれど活力に溢れるベンチャー企業に敗れるのに似ているのかもしれない。

sayuriririさんのレビュー 読み終わった

圧倒的な後進国だった日本が、知恵と情熱と(文字通り)命を賭けて大帝国と戦争をして、勝った。
明治の日本人ってすごい。

それとは対照的に描かれた、世界に冠たる軍事力を持つと言われながら、皇帝の独裁と腐敗した指導者層によって、敗戦を喫すことになった帝政ロシア。
資金も設備も人も、運用できる指導者があってこそ生きるのだ、と感じた。

sapphire-blueさんのレビュー 4 読み終わった

文・堺雅人(最終回)での紹介著書

miyu215さんのレビュー 3 読み終わった

 1巻から読まず、8巻だけ読んだ。明治38年5月、日本海海戦、バルチック艦隊…。
 引用したのは、本文中ではなく、あとがきの部分。

ryu440さんのレビュー

「敵艦見ゆ」の信濃丸は、大岡昇平『俘虜記』で主人公をフィリピンまで迎えにやってきた船でもある。例の秋山真之の「天気晴朗……」について、山本権兵衛は「……公報の文章の眼目は、実情をありのままに叙述するにある。……」と評。今に通じる指摘だなぁ。

amethyst-mamaさんのレビュー 5 読み終わった

初めて挑戦した長編歴史小説。この年にしてやっと日露戦争とはどういう戦いだったのか知ることが出来た。その時代に生きた人、世界のそれぞれの国の事情。作者はこの小説を書くのに40代を費やしたそうだが、偶然にも私は40才になった日に読了。節目の年にこの大作に出会えて良かった。

chie85さんのレビュー 4 読み終わった

やっと終わったぁ

momoinoueさんのレビュー 5 読み終わった

やっとの最終巻。お話しがドドドッって、進んで終わります。爽快感があって読みやすいので、一番読みやすかったかもしれない。あとがきがついているので、これもまた楽しい。

秋山兄弟などいわゆる名将軍でさえ、戦争の影響というのを強く受けていることに考えさせられました。

nekoskyさんのレビュー 5 読み終わった

やはり傑作。司馬史観には疑問もあるが、躍動する当時の時代を秋山兄弟を通じて感じることができる。
同時に今の日本にあれほどの覚悟があるか、と問われた感じがし、自分は答えに瀕した。
司馬遼太郎作品は、素晴らしいものが多いが、これは是非読むべき作品の一つはだとおもう。

jr2gbzさんのレビュー 5 読み終わった

本日、8巻読了。解説の島田謹二氏の最後の文 「この物語は、散文で語った一曲の大叙事詩なのである。[平家物語]以来、久しく耳にすることのできなかった諸行無常の哀調を、花やかな勝利のうしろにどこかでしみじみときかせている。・・司馬遼太郎は、海にとりかこまれたこの国土に暮らすわが民族のために残してくれた。何という偉業だろう。」最後、バルチック艦隊を沈める部分は非常に、面白かった。

ぎんこさんのレビュー 4 読み終わった

2012年1月14日読み始め 2012年1月17日読了
日本海海戦での戦闘と戦後、そして「雨の坂」という最終章でこの長い物語は締めくくられます。最後のシーンはドラマではほぼ原作通りでしたが、秋山兄弟が一緒に釣りをするシーンはドラマオリジナル。この2人が一緒のシーンがほとんどなかったので、これはドラマであってよかったと思いました。
一方、日本海海戦では秋山真之はもっと苦悩してるのですが、これはドラマでは伝わりきれなかったかなとも思います。
最終巻には作者のあとがきがまとめて収録されています。ドラマでも印象的だった「のぼっていく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼっていくであろう」は、あとがきからだったのは驚きでした。

w-isakiさんのレビュー 読み終わった

おもしろかった。
今度、津屋崎の東郷神社に行って、日本海会戦の思いにふけってみよう。

さんのレビュー 5 読み終わった

以前に横須賀の三笠公園に行ったことがある。「本日天気晴朗ナレド浪高シ」と言う文句と、Z旗で船員が鼓舞されたとい話をよく憶えていたので、この場面を楽しみにしておりました。

東郷の右手が高くあがり、左へむかって半円をえがくようにして一転した。
「艦長。トォォォリカァジ一杯!」
加藤は、一度聞けばだれでも忘れられないほどに甲高い声で叫んだ。

鮮明なイメージが沸いてきます。
東郷総司令官が見せたここ一番での大勇断。僕の英雄です。

sachipachiさんのレビュー 読み終わった

本を読む時間がなかなか持てなかった年末年始をまたいで、やっと全巻読了。最後の司馬遼太郎本人による「あとがき」で、複雑に入りくみながら流れをなしていった大河を、高くから俯瞰で見下ろせるような気分になった。調査や取材などの準備を含めると、40代のほぼすべてをこの本を書くために捧げたようなものだという司馬遼太郎。人づき合いも極力せずに、無数の「点」にちらばった史実や証言をつないで、ひとすじの線につむいで... 続きを読む »

ficus712さんのレビュー 読み終わった

一巻へ

yojikakizawaさんのレビュー 5 読み終わった

司馬遼太郎が描く秋山好古・秋山真之・正岡子規、そして、彼らが生きた時代の日本。
国家が至上の正義である帝国主義時代の当時、明治維新後数十年の日本が、生きる力のぎりぎりのものをふりしぼり、国家の存亡を賭けて大国と戦った。
この時代について考えるとともに、昭和期における軍や前の大戦についても考えた。
全8巻。

「...そのような時代人としての体質で、前をのみ見つめながらあるく。のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。」

小糸希佐さんのレビュー 1 読み終わった

漸く終わった。もう司馬さんの本は読まないと思う。とにかく「坂の上の雲」はつまらなかった。これが名作と呼ばれる理由が全く理解出来ない。

saatoshiさんのレビュー 5 読み終わった

楽天家たちは、そのような時代人としての体質で、前のみ見つめながら歩く。

のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば、それのみを見つめて坂をのぼってゆくだろう。


いつもいつも、あとがきのほうが読むのが楽しみだったりする。

『明治』が伝わってくる。かっこいい。


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