秘密 (文春文庫)

  • 24815人登録
  • 3.92評価
    • (3444)
    • (3250)
    • (3407)
    • (349)
    • (77)
  • 2546レビュー
著者 : 東野圭吾
  • 文藝春秋 (2001年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167110062

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

秘密 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 妻・直子と小学5年生の娘藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の後、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な「秘密」の生活が始まった。

    映画「秘密」の原作

    杉田平介 主人公

    秘密の意味が二転三転してることは面白かったが、全体的に重い読み物だった。

  • 単行本が発行された20年弱前に買った本で、久しぶりの再読。

    母娘がバスの事故にあう。母は死亡、娘は助かったが、実は母の意識が娘の体に移っていた。体は娘で中身は妻となった夫の苦悩が描かれる。
    夫は妻だと思って接しているが、学校や部活、将来の夢を持つ中で活き活きとしていく妻に嫉妬していき、そこまでやるかよということまでやってしまう。
    そんな中、ある出来事がきっかけで、相手の幸せを考えることが大切だと気付き、娘と割り切ることにした。
    夫の覚悟を知った妻は、妻の立場を捨てて娘として生きる決心をして、夫に内緒である行動に出る。。。

    この妻が賢すぎ演技力ありすぎの感はあるが、夫婦の愛情物語として傑作。

    最初に読んだときは自分の娘が幼稚園に入ったかどうか位の時期で、二十歳を超えた今とは感じ方が違ったであろう。年頃の娘を持つお父さん世代にはせつなすぎる。

    単行本は装丁が凝っていて、無地のカバーの下に秘密が隠されている。

  • 元の夫婦の関係を断ち切り父と娘として生きる覚悟が切ない。

  • 【前置き】
    小説って1回読んだら、
    2回3回って再読する習慣があまりなかったんですが、
    エドワード・ゴーリーの影響で再読するようになりました。
    でも、
    再読ブームが一時終わって、
    読んでないのを読みたくなった衝動にかられたんで読みやすそうなんものをピックアップ!
    その中から、
    「むかし僕が死んだ家」と、
    「手紙」も読み終わっておりますが、
    感想が間に合ってない。。。
    で、
    今回の「秘密」ですが、
    順番的には「秘密」を読んでから「手紙」読んだ方がよかったんですな。
    順番を間違えた!

    問題は僕の記憶力だな!
    なんでか、
    オチは知ってた!
    つか、
    むかしどっかで読んだんじゃないかな?
    未読のつもりが再読かもしれない。


    【あらすじ】
    事故で嫁を亡くし、娘は意識不明の重体。
    そこから、
    生還してきた娘は嫁だった?!
    娘の意識や記憶はなくなり、
    娘の身体に嫁の意識や記憶があるの!
    外見は娘だけど内面は嫁。
    世間にそれは公表できないわな。
    ゆえに「秘密」ですかね?
    嫁は35歳だっけ?
    娘は小学校5年生だから11歳かな?
    11歳に35歳が入っちゃったから最初は慣れないよね。
    でも、
    だんだん35歳は11歳に12歳に15歳にって慣れてくるんですよ!
    で、
    最後は25歳になって娘の身体ですが中身は嫁の35歳は25歳で結婚しちゃうよ!
    旦那は?


    【感想】
    誰もが人生をやり直したいっと妄想したことあるでしょう?
    うちも、
    11歳くらいからやり直したいわ。
    もっと楽しい毎日を送れる自信がある!
    今かぐりんは39歳ですが11歳の身体に入って生活するのか。
    そんなことに誰もなったことないから正解はないね。
    39歳でも、
    身体が脳が11歳だからだんだんそっちの年齢に精神が蝕まれていく!?
    そうなるかどうかわからんが、想像はできるな。

    主人公と、
    嫁は、
    一緒に生活してるけどだんだん嫁は主人公から心が離れていくの。
    いつのタイミングから離れていったんでしょう?
    先生に浮気事件?
    お風呂事件?
    盗聴事件?
    どこで心が気持ちが離れてったんでしょう?
    そして、
    あの演技を思いついたのはいつ頃で、
    いつ「できる」って決心したんでしょう?
    問題は、
    嫁が徹底してなかったことですよね。
    最後に主人公がきづいちゃうんだもん!
    もしくは、
    小悪魔っていうか悪魔でわざとだったりするんでしょうか?
    そして嫁がほしかったのは「自由」なんですかね?
    何を欲したため主人公を見限ったんでしょう?
    つか、
    こういう精神を持った人が聖女の救済みたくなるんでしょうね。

    【1つ言いたいこと】
    娘の名前が「藻奈美」さんなんですが、
    せめて「萌奈美」にしませんか?
    そこんところのセンスが・・・。

  • バス事故で妻と娘を亡くした男平介。奇跡的に娘は助かったが、娘の身体に妻の魂が宿っていた。妻であり、娘でもある子と暮らす男の話。クリスマスイブに他の男子と出かけようとする直子と、それを止めようとする平介のどちらの気持ちも共感できて、読みながら辛くなった。「別れて別々に暮らしていけばいい」なんて思って読んでたけど、いい結末だった。

  • 久しぶりに本で泣いてしまった
    辛くてどうしたらいいかわからん
    好きな人娘の体の中に入ってしまったらどうしたらいいかわからんやんけ!好きって言えない!手つないでも微妙な感覚!どうしたらいいんや!辛い!娘ができたらもっともっと共感的に読めるのかもしれませんねもっと辛くなるから嫌やわ

    結局最後も辛いしね
    どっちでどうでもね

  • 北村薫のリセットシリーズとかぶるけど好きな小説です。泣きたい人にはお勧め。

  • 2017年4月15日に紹介されました!

  • ☆3.5かな。悲惨な事故から始まる話だが、このような設定なので、展開に気を取られ先を読み進める。平介の嫉妬や葛藤を、まるで自分の身に起きた事のようにジタバタしながら読んだ。また、サイドストーリーもなかなか泣かせる。結末は…、藻奈美が本当に戻ってきた、という方が良かったかなあ。直子はいずれ、藻奈美に返す人生を、だからこそ精一杯生きた、という形の方が…。ラストは切ない終わり方だった。東野圭吾さんの本は合わないと思っていたが、この本良かったわ!

  • まさかの展開。
    変な気分。

  • 本当にタイトル通りだったなぁと
    思いながら読み終わった。

  • 平介の気持ちには一切寄り添う事が出来ないが、直子の気持ちを思うと胸が詰まる
    男性目線での作品であると思う

  • H29.02.24 読了。

    よく、面白い作品まとめ、みたいなサイトで作品名が挙がっていたので読んでみた。
    内容は本当に裏表紙のまんまかな。
    だからか、驚きもなければ、感動もなかった。
    ラストシーンなにこれ。
    泣けない。

    うーん。
    もっと面白い作品だと思っていたので残念。
    期待し過ぎたのか?

  • 2017.02.1完読

    すごく複雑な感情が、とてもよく描かれていた。
    直子の気持ちも平介の気持ちも、どちらも間違いではないように思えるからこそ苦しい。
    自分がこの立場ならと考えてみたりもした。

    読みやすく、ここで読むのを止めるなわなぁなんて気にもさせてくれるような内容でした。

  • 事故により妻を亡くした男、一緒にじこにあった娘は一命を取り止めたが…衝撃のラストは誰もが切なくそれぞれの人物のやりきれない、吹っ切らなければならない心情に息をのむはず。東野圭吾作品最高の一冊。

  • 20160109 10ページまで

  • 何も知らずに読み始めたけど、推理小説、ではないな、感動?小説だな。
    こういう風になってしまったら、葛藤の連続で誰もが幸せになる終わりはないのだと思った。でも切ない、けど全員の関係がスッキリした終わり方で良かった。

    家事の役割意識が強くそれを当然のこととしてるので(当時は当たり前だったしこの話の本旨ではないから仕方ないけど)、星4つ。

  • ある事故をきっかけに、娘の体に妻の魂が宿るというファンタジーな作品。

    夫の平介が妻の魂を宿した娘と生活をしていく中での苦悩がひしひしと伝わってくる。自分は夫として、父親として、また一人の男としてどう生きていくべきなのか…。胸が詰まる思いだった。

    ファンタジーなんだけど、よくよく考えると家族3人にとってかなり残酷な設定だと感じた。妻の魂は残ったけどいつ消えるかわからない…、娘の体は残ったけど魂はどこへ…、そして、そんな複雑な環境で生きていかなければならない父親。こんな状態では悲惨な事故を忘れることもできないだろう。

    個人的には、ラストも含めとても残酷で切ない物語だと感じた。

  • 直子があんまり好きになれなかった。東野さんの女性の好みって一貫してる気がする。どれ読んでもヒロインは直子みたいな女性が多い。美人でちょっとわがままで、でも男性にとってはそのわがままさえもかわいくて、みたいなタイプ。

  • 突然の事故に妻と娘が巻き込まれる。
    事故により死んだはずの妻と生き残ったはずの娘の中身が入れ替わり、娘の姿をした妻だけが生き残る。
    中身は妻のはずなのに成長とともに娘になっていく。
    最後にはどちらかの死を受け止めなければならない主人公の葛藤と、娘の姿をした妻の成長の物語。

  • 事故で母親と娘の意識が入れ違うという話。
    丁寧に書いている感じはあるけど、そんなに面白い!という感じではないかな。
    最後もなんか結論ぼかしてあるし。
    まぁ、自分の若い頃の感覚を思い出してみたいという気になったという意味ではよかったのかな。

  • 私のベストオブベスト


    好きなのに一緒にはいられない
    切な過ぎて泣けて泣けてしょうがない

    結末的には映画の方が好きだけど、、

全2546件中 1 - 25件を表示

秘密 (文春文庫)に関連する談話室の質問

秘密 (文春文庫)に関連するまとめ

秘密 (文春文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

秘密 (文春文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

秘密 (文春文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

秘密 (文春文庫)の作品紹介

妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な"秘密"の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。

秘密 (文春文庫)の単行本

ツイートする