レイクサイド (文春文庫 ひ 13-5)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167110109

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだ東野圭吾作品の中でも上位に入る面白さでした。
    殺人を起こした人物をなぜかみんなで協力し、殺人を隠蔽しようとする。その謎を色々と思案しましたが、結末は自分と考えていた物とは全くの別物でした。
    終わり方もハッピーエンドなのか、それともバッドエンドなのか。曖昧な雰囲気で終わり、読者にその先を委ねる感じも良かったです。

    果たして自分の子どもの事を心から信用する事ができるのか。
    子どもの為に、手を汚す事に躊躇いを抱くのか。

    絶賛子育て中のため、様々な事を思慮させられました。

  • 30年前くらいの東野圭吾を図書館で借りて読んでみた。やっぱり東野圭吾は読みやすい。あまり読まない部類だが、最新も出ているので、娯楽として近年の作品も読みたくなった。

  • 序盤に起こった殺人。それに関わる夫婦と子供達の物語。
    殺人を隠蔽しようとする理由。行動。最終的に繋がる真相。
    少しドロドロとした内容でした。
    最終的に意外な終わり方。これもまたありなのかなとも。
    全体的に愛人を殺された主人公?には反感した覚えなかった。
    彼がしっかりした行動を取っていればそもそもこんな事件などなかったのにと。

  • 結末が予想外だった!
    登場人物も割と多めで、こことここはどんな関係?!!って戻りながら読むのも楽しかった。

    東野圭吾の作品の中では好きな方だな。

  • テーマがわからなくなるくらい、二転三転。
    予想外の方向に転がっていくお話に、緊張感を持って最後まで一気読み。
    面白かった。

  • 決してつまらない訳じゃないけども、
    著者の他作品と比べるとうーんとなるかなぁ。

    子供が大きくなったらまた読もうかな。
    印象変わるかもしれない

  • おもろい。真相は何なのかがテーマです。

  • こういう設定、なんだかありそうで本当にあったら怖いなぁ…。

  • TVの2時間サスペンス見ている感覚
    風景は湖とその近くにある別荘
    不正を働いてまで、母親達が身体をはってまで、そして親の弱みにつけ込む教師がいる中学に、自分の子供を入学させたいと思うのだろうか。。。

    誰が犯人なのか?どうして殺しちゃったのか?
    モヤモヤのまま読了

  • 中学受験をさせる家庭の集いで起きた事件をめぐるストーリー。
    なんだか終わりはあっけなかったけど、途中は色々騙されたり何が真実なのかハラハラもした。
    たかだか中学受験のために本当にこんな事が起きていたら怖い。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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