聖女の救済 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167110147

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと期待していたのと違うかな~
    東野圭吾のを何冊も読んでいるから、他のと比較してしまう。登場人物に心を沿わせたり、同情したりするまでに至らない。私の読み方が浅いからだろうけど…。東野さんの作品はトリックだけではないはずなのに。

    • teaさん
      あちゃー、自分のにいいねしちゃった❗はずかしいです
      あちゃー、自分のにいいねしちゃった❗はずかしいです
      2021/10/05
  • 内容は短編レベル。

  • 読了直後は、すごいトリック読んだなぁ~という気分だったが、一晩たってよくよく考えると、…あれ?なんだか釈然としない…?私なら、ミネラルウォーターなんて家出て2分で何の苦労もなく手に入るんだから、残り1本になったところで気にせずペットボトルの水使う。

  • ・トリックはイマイチだが、ガリレオシリーズの雰囲気と、湯川のセリフ回しとで、物語全体を壮大なものっぽくしている。

  • 最初から犯人がわかっていて、一つのトリックを見破るために延々うだうだ言っているので途中だれる。中盤から、ミスリードのための草薙刑事の行動かと思いきや、結末に繋げていくのはすごい。ちょっと無理があるが。
    子供をやけに欲しがっている男に、妊娠できないことを隠して結婚する女のほうもどうかと思う。それで殺してしまうって。
    ガリレオシリーズは、初期の短編のときはトリックを科学的方向から解明していくシリーズだったと思うのですが、もう科学は関係なく、湯川氏の推理力がすごいっていう話になっている。まわりくどいのでもう湯川氏が刑事で古畑任三郎みたいな構成でいいと思う。

  •  ガリレオシリーズの長編作。「完全犯罪」というキーワードに魅かれ読んでみたが、微妙な内容。動機+殺害方法が現実離れし過ぎて、もはやファンタジー。そのため、リアリティーのない完全犯罪などあまり魅力的に思えなかった。また、時間をかければ/もっと入念に調べていれば草薙と内海と鑑識で十分解決できるような内容であり、ガリレオ先生は解決を速めただけという印象。もっと簡略化して短編の1つででよかった。

  • 東野圭吾の作品は面白いけどあまり読まないが、意表をつく内容に驚いた。草薙刑事の人間味あるところも良い、湯川学のキャラクターも推力も面白かった。

  • 愛情。結婚。契約。

    ガリレオが迎えた新たな敵、それは女。
    資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。

  • 草薙と湯川と内海の関係性?時系列?なんかおかしいね?って思ったら、書かれた時期が「ガリレオの苦悩」の1作目の後っぽいと知って納得。逆にこれがあったから「苦悩」の時にあっさり和解してる感があったんだなー。
    内容的には想定外のトリックで「おお?!」とは思ったんだけど、Xに比べると衝撃度は低し。いや、Xが凄すぎたんだけど。
    湯川は完全にトリック解析のための脇役になっちゃってるので「ガリレオシリーズ」って銘打つのも如何なものか?と思わなくもない。ので★2です。

  • 執念がすごい

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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