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神の汚れた手〈上〉 (文春文庫)

  • 88人登録
  • 3.59評価
  • 14レビュー
著者 : 曽野綾子 
  • ¥ 555 /
  • 文藝春秋 /
  • 1986年08月25日発売 /
  • 342ページ /
  • Amazon.co.jp ・本 /
  • ISBN・EAN:9784167133177
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神の汚れた手〈上〉 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 久々の傑作。中絶手術という重厚なテーマを扱いながらどこかコミカルに成される人間描写。綿密な取材で補完された医学知識も圧巻。ネタバレになるから言えないのが惜しいけど最終章がまた秀逸なんよね。

  • 産婦人科の様子がわかったような気がしました。貞春のような人と結婚したい。

  • 『中絶は果たして悪か?
    産婦人科医院を舞台に展開されるさまざまなドラマを通して真の生命の尊厳を訴える衝撃の問題作』

    ということで。

    ふーとか、へーとか思いながら読み進む。
    <下>に手がでるかどうか。。。

  • もっと一方的な中絶反対モードを予測したが、そうではなかった。さまざまな事情がある人がいることを知った上で、曽野さんは中絶反対なのだ。

  • 中絶、生命の重み。宗教と実生活。

  • ブックオフで100円で買いました。 ブックオフ…良いですよね。話題作とか興味が歩けど定価で買うほど興味は…と言う本はもっぱらここで!重宝しております。 産婦人科の医師が主役で彼の病院に訪れる患者さんと友人・知人の話が色々と出てきてお話を作り上げていきます。話と言うよりは各人のそれぞれの事情と症例、そして道徳観念と考え方が描かれ、自然と自分なら…と考えさせらることが多いです。この小説は1... 続きを読む

  • 横須賀の産婦人科病院が舞台。
    産婦人科医である主人公は出産や中絶、不妊治療が日常である。
    一般の人よりも生死に直面しているだけに、その考えはドライではあるが非情ではない。

    五体満足に生まれたけど里親にだす親たち
    常染色体異常が見つかったため、中絶を選択した夫婦
    中絶手術に失敗したが前向きに未婚の母になる女性


    小説の中では、様々な選択がなされる。
    これらは胎児や子供の意思ではなく大人の事情によるものだ。
    彼らの選択に当事者以外はただ祈ることしかできない。

    医療技術の進歩に伴い、多くの命は救えるようになった。
    反面、自然淘汰が行われなくなり、ただ生かされている命もある。
    正しい・正しくないという問題ではないが、自分の倫理観を改めて問われる一冊である。

  • 上巻は少し読むのに時間がかかりましたが
    結婚もしてなく子供も居ない私ですが「いつか」の時
    また読み返したい。

  • 産婦人科医・貞春の周囲で日々起きている生と死。
    人の命を絶つ、ないしは生かすことのその是非について。

    読むのに時間がかかってしまいましたが…なかなか面白かったです。
    筆者の価値観が作品にも強く滲み出てるかんじ。
    それにしても、小説で主役になる医者ってのは、大体ニヒリズムっぽい人が多いですね。職業柄でしょうか。

  • 学校の課題で、仕方なく読み始めたんですが
    予想に反して(と言ったら失礼ですが)
    とっても面白かったです


    色々私達に問題提起するし、疑問を投げかけるんだけど
    答えを小説の中では出してないから
    読み終わった後、自分で
    考えることが沢山出てくる気がしました

  • 産婦人科にはいろいろなドラマがあるんだな・・・。

  • 「中絶手術は、戦後最大の産業であり、今日の繁栄は、ひとえに産婦人科医のおかげ」という説も生まれる中絶天国・日本。その数は三千五百万、大韓民国一国分くらいの人口を抹殺したことになる…中絶は果して悪か?湘南の小さな産婦人科医院を舞台に展開されるさまざまなドラマを通して真の生命の尊厳を訴える衝撃の問題作。

  • 道徳論だけじゃないのが好感度↑

  • 曽野綾子、いつか読みたいと思っていて古本を見つけたので初トライ。テーマは中絶、不妊治療、障害者の妊娠など、です。いたくてしかたない部分もあったし、うまいこと言ったなぁ、と苦笑いしてしまうところもあります。主人公の産婦人科医とカトリックの神父のかけあいがおもしろいです。これだけたくさんのテーマを扱いながら1つの作品にまとまっているのもスゴイ。まだ(上)しか読んでいませんが★5つ。男性にも読んでほしいですね。

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