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- Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167133214
感想・レビュー・書評
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小学生の頃から戦争記録はたくさん読んできたが、これほど多くの民間人、とりわけ女学生が殺戮の現場に居合わせたケースは少ない。従軍看護婦として戦争の凄惨な現場に投げ込まれ、次々に友や肉親が異形となり不具となり絶命していく。頼みの友軍兵士は民間人を病院や壕から追い出す非道さである。無差別攻撃をした米軍、投降することを禁じた日本軍部、民を護ることよりも己の保身を優先させた軍人や大人達。戦争の悲惨さは人間の醜さを抉り出す事でより強化される。やはりこうした物語を語り継がねばならない。鈍麻してはならない。
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女生徒達の目線で淡々と起きた事が語られる。これで読書感想文を書いたら放課後居残りで修正させられたけど結局何もなかった
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凄惨。