- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167140052
感想・レビュー・書評
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小学生の頃、姉が持っていたのを読んで衝撃を受けました。
(私が西洋史好きになったきっかけかも)
とっくに絶版になっていると思っていましたが
まだ購入出来ましたので嬉しかったです。
いろいろなタイプの女性が載っていますが
やはり歴史上に名を残した女性はやはり惹きつけるというか
とても魅力的です。
書かれた年代もあり差別的表現があるのでご容赦下さいと
但し書きもされていますが全然気になりませんし
一度読んだ物でも新鮮な驚きが詰まった名著です。 -
この手の本の中では古典ともいうべき、最高の作品でしょう。
澁澤氏ならではの知識を背景に縦横に語り、有名な女性の実像に迫って濃厚で妖艶な雰囲気をたたえ、品格があります。
取り上げられているのはルクレチア・ボルジア、エルゼベエト・バートリ、ブランヴィリエ侯爵夫人、エリザベス女王、メアリ・スチュアート、カトリーヌ・ド・メディチ、マリー・アントワネット、アグリッピナ、クレオパトラ、フレデゴンドとブリュヌオー、則天武后、マグダ・ゲッペルス。
ルクレチアについては本人は悪女とは言えないとのこと。
バートリは稀代の犯罪者ですが…
エリザベス女王は苦難を乗り越えて特異な政治スタイルを築き上げた、面白い人間像ですね。
男性に競争させて、決して権力は明け渡さなかった賢いエリザベスとは対照的に、メアリ・スチュアートは恋に身を滅ぼします。余りに一途で愚かなので、男性としてはほだされてしまうよう。
フレデゴンドとブリュヌオーなどはゲルマン的たくましさというか〜猛烈です。
日本の悪女は粒が小さくて残念ながら取り上げられなかったとのこと。
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高校生のときにヨムヨム
存在は中学生の時から知ってました
女は怖いです
だからこそ魅力的なわけです
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何度も何度も繰り返し読んでいる
超おすすめな本です。
特に「エリザベートバートリ」は
あたしを虜にしました。 -
怖っ。
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何度読めば気が済むんだっていうくらい読んでるかも。