- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167142223
感想・レビュー・書評
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今回は、今までにないパターンの話が盛りだくさんだったなぁ!
可愛いクマとの出会い、まさかの毒殺騒動、そして「狐雨」は歌舞伎にでもでてきそうな、怪談。
楽しい1冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「凄いやつ」が気になったが、わりとあっさり片付けられたな、
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ついにクマが登場!!
文章から愛らしい姿が目の前に浮かんできます。
本当にかしこい子。
そして五郎蔵さんとおまささんが結婚。
おまささんが幸せなのはうれしい。 -
狐雨がいつもと違って異色な感じで面白かったです。
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※2006.6.3読了(2回目と思われる)
売却済み -
中桐雅夫氏の解説にもあるが、この巻の「本門寺暮雪」での平蔵の負けそうになるシーンは大事だと思う。これまであまりにも強過ぎ、剣も一級品で、人情に溢れ、権力もあるとなっては、スーパーマン過ぎて食傷気味になってきた。そのところに、鬼平にも敵わない敵が出て来て、たたまた運が良くて辛くも生き延びる、という話がくると、おお、また続きを読みたくなる、というこの池波正太郎氏の書き手としての技の凄さよ。
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「白い粉」で勘助の嫁おたみの最後のセリフがいい。
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鬼平は面白いです。
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おもしろい。
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おお!!! びっくりした。表紙の画像があったよ! でも,評価は変えない。
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五郎蔵とおまさが夫婦になる巻。
読む度、思うのだが。
池波正太郎の文章というのは、端的で簡素であるのに、その一文に入っている情報量の多いことには驚かされる。
決して、文章が長いわけではなく、過不足はない。
そこが凄いと思うところなのである。
やっぱり、この人に続く人は出て来ないのだろうかと、そんなことを思う。