- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167142506
感想・レビュー・書評
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ご飯のくだりが垂涎です、池波さんの食への暖かい視点が好き。今度炊きたての白米の上に味噌のせて食べるんだ。
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池波正太郎氏は鬼平を何冊か読んだことはあったのですが随筆は初めて読みました。フランス話より日本の話の方が面白かったです。
それにしても東京の開発を危惧する声や首都移転の話などホント、昔から言われているのに全然進んでないプロジェクトもあるんだなあと何となくがっかりしました。その割に次のオリンピックも狙うとか言って…。そのお金、余ってるなら他の県の福祉に回したらいかがでしょうかねえ。
流石に文章が上手でするすると読み終わったしまいました。又何か借りてこようかなあと思います。 -
昔は、ちょっとした外食でもおいしいものが多かったのだろう。今は肉も野菜も素材の味が薄まってしまった。池波さんの画力半端ない。
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涎の出る食い物ラインナップ。
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四部構成のエッセイで一が食べ物の話。擂りおろした生姜と醤油の生姜飯、鶏のスープ鍋とスープ茶漬け、牛挽肉を巻いてつくるオムレツ。著者の虫養い的な食事部分や、昭和初期の素朴なご馳走が、なんにもしたくないー、という無気力全開なときにカロリーメイトに墜ちる道を避けて、ちょっとだけ食欲を呼び覚ましてくれる実用本。