ミザリー (文春文庫)

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制作 : 矢野 浩三郎 
  • 文藝春秋 (1991年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (523ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167148065

ミザリー (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 痛い!痛すぎる!!!

  • 事故により下半身が不随になってしまった作家が、熱烈なファンに監禁され小説の執筆を迫られる様子を描いたホラー小説。

    スティーヴン・キングに対してあまりサイコホラーのイメージがなかったので、この小説に出てくるアニーの描写は驚きとともにものすごく怖かったです。

    またアニーについては単に狂気の部分を描くだけでなく、作家のポールに対し小説の面に関しては敬意を払ったり、小説の完成を楽しみにしたりとかわいらしい(?)と感じさせられるところもあり、だからこそ余計に狂気の部分が際立ってているように思いました。

    少しエグイ場面の描写も秀逸!読みながら思わず「うわー……」とつぶやいてしまいました(笑)

    ポールの心理描写やアニーとの駆け引きはもちろんのこと、スティーヴンキング自身の体験や思いなんかも投影されていそうなポールの執筆場面の独白もいいです。極限状態の中、執筆にはまっていくポールの様子が真に迫っている感じがしました。

    登場人物はほぼ二人だけ、話が展開する場所もアニーの家だけだったのですが、それでも終始ハラハラしながら読めました!

    ブラム・ストーカー賞
    1991年版このミステリーがすごい!海外部門4位

  • 一時期凄くはまった時期に読んだかと思ってたら、意外にも読んでなかった…!
    恐怖よりなにより痛いのが嫌だー!とじたばたしながら読了。
    遠慮会釈無くスパーンスパーンやられますからね…。

    映画版のDVDジャケット見たらイメージ通りでした。
    いつか観てみたい気も。

  • ふぃ~、やれやれ、やれやれ、やっと!
    やっと、やっと、やっとだね、ポール!

    今回、都筑先生のエッセイで、読みたくなって読んだ。

    この作品はかなり前に一回読んだことがあった。
    前回は最後の部分で、作家と言うものは
    図太いと言うか、打たれ強いと言うか
    そんな気持ちでいたく感心した思い出が…。

    特に一番怖くて嫌な、あのシーン、

    ギリギリのところで誰かが助けには、来ず、
    何かのきっかけで思いとどまっては、くれず、
    実は夢だった、でも無い、

    登場人物にまるっきり容赦しないところ、
    創作ってことに甘えない、
    これはこう言う事があったお話だから!と言うことに
    読者はがっくりと気落ちしながらも
    「これが本当なんだ」と大いに納得(するしかない)

    この部分に才能のほとばしりを感じて、とても眩しい。
    ここ、筒井康隆先生と同じ匂いだ!

    映画にもなった、本当に有名な小説だけれど、
    一応粗筋は、

    自動車事故に会い、大けがをして気を失った流行作家の
    ポール・シェルダン、
    助けてくれたのはポールの小説「ミザリー」の
    一番の読者を自称する、
    精神異常で、剛力で、元看護師で、
    隣近所から離れたところに一人で住む女、アニー!

    書いている小説の主人公ミザリーを殺して、
    シリーズの終りを図ったポール、
    それを読んだアニーは怒り狂い、
    ポールを監禁し、ミザリーを復活させる新作を書けと迫る!

    前回読んだときは気付かなかった、
    創作の為の心得や豆知識などが
    ちりばめられ、とても興味深い。

    また、ホームズにうんざりして滝に落としたドイル先生の
    エピソード、
    (ホームズを殺すとお母さんに手紙を書いたら
    お母さんから怒り心頭の返事が来た話)など、

    愛され過ぎた主人公の作者の苦悩も色々と書いてあり
    とても楽しい。

    大好きなモームが褒められていたり、
    アーヴィングのガープの世界の話が出てきたり、

    前回より落ち着いて細かいところまで読めたと思う。

    最後の最後まで気を抜かせない、
    ドキドキをさらなるドキドキで返してくるあたりは最高。

    あ~、怖かったけれど、やっぱりとても面白かった!

  • 怖いというか読んでて脚が痛かった。アニーがアメリカンなラリったおばさんって感じで良かった。

    ハードカバーの表紙を外すと劇中作『ミザリーの生還』の表紙になってるという凝った作りも流石。

  • ハードカバー版が見つけられず…噂の裏側が見れなかったのが残念。
    臨場感たっぷりで、とても恐ろしい。
    これ、絶対途中でアニーに見つかる!と思いながら新しいページを開いた時に、さらっとそのページの最後の行まで目を走らせて、まだ大丈夫だ…ということを確認しないではいられなかった。
    最後まで気が抜けず、終わってやっと正常に呼吸できた。
    一番怖いものは何かって…やっぱり人間なんだなと思う。

  • 怖いわー
    この執拗なまでに痛めつけるアニー
    映画は見ていないけど、キャシー・ベイツの鬼気迫る印象(予告編とかそんなのを記憶しているんだろうな)が、ずーっと頭に浮かんで来て・・・

    今年足の骨を折った自分は、痛みに対してとてもリアルに感じてしまって、怖い怖い

    スティーブン・キングしかり、コーマック・マッカーシーしかり、容赦ないですわ

  • 私が読む小説の中では割と長い方でした。
    でもはらはらして、最後まで面白く読めました!
    人間って本当に怖いと思いました。
    途中でシャイニングの話が出てきていたのがすごいと思いました(o・ω・o)

  • 一応大抵の流れは映画で知ってるというのにまったくもって怖さが変わらない。すげー怖い。もう面白い。

  • 雪道の自動車事故で半身不随になった流行作家ポール・シェルダン、元看護婦の愛読者に助けられて一安心したのが大間違い、監禁されて「自分ひとりのために」小説を書けと脅迫されるのだ。キング自身の恐怖心に根ざすファン心理のおぞましさと狂気の極限を描き、作中に別の恐怖小説を挿入した力作。ロブ・ライナー監督で映画化。

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