ランゴリアーズ (文春文庫 キ 2-19 FourPastMidnight 1)
- 文藝春秋 (1999年7月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (716ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167148188
感想・レビュー・書評
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あくまでも好き嫌い・合う合わないでの判断で言うと、私には合わなかった。
どっちかって言うと後編「秘密の窓、秘密の庭」の方が良かった。 -
ランゴリアーズ
飛行機が飛んで同じ空路を戻っていくストーリーなのでわかりやすい。
天才少女と白人のタフガイ2名が主要登場人物になっており、登場人物の半分は死亡します。そしてキングの小説にはおなじみのクズ野郎役トゥーミーさんは天才少女になにかの役に立つといわれ生き残りますが飛行機が離陸するときにおそってくるランゴリアーズのえじきになり皆の役に立ちます、両親に甘やかされて育っただけなのにかわいそう。離陸した飛行機から見える地上の様子、ランゴリアーズが物体を食べ尽くし無の状態になっているは映像が浮かんできます。
秘密の窓秘密の庭
アガサ・クリスティの小説のようなトリックで驚きます。2重人格者になった小説家が完全犯罪を目論むという非常に複雑なはなしです。盗作したことを忘れていったというか、記憶外に押しやっていた過去がなにかの拍子に復活するときに2重人格者になるのでしょうか。多分そんなに確信にせまっていない別荘の管理人2人を、なんとなく殺してしまうところがキングらしさです。 -
※図書館→古書で購入
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二本収録、両方ともに映像化。
「ランゴリアーズ」はDVDパッケージ、スチールを見て映像を観る気にもならなかった作品。クリーチャーものかと思いきや心理的な怖さが味わえるしっかりしたキング風味。
もう一つの方は映画を観に行っていたのであらすじ追うだけになってしまった。惜しい。 -
むかし深夜テレビで何気なくみたこれのドラマがすごく面白くて読んでみたが、正直ドラマのほうが面白かった。無人の空港や乗客の消失した機内の描写は、映像のほうがより無機質な感じがよく出ていたからだろう。併録されている盗作をモチーフにした「秘密の窓、秘密の庭」のほうが小説としては面白かった。
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蔵書。中編2本収録。キングでは一番好き。ランゴリアーズを読むと、あまり子供に勉強しなさいと言いづらくなる。
中編2つ目はそれ程好きではない。 -
4-16-714818-8 716p 2004・8・10 3刷
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「ランゴリアーズ」、ドラマになってるんですね。観たいなあ。
「秘密の窓、秘密の庭」は先に映画で観た。
ラストが違うのはまた一興。デヴィッド・コープ粋ですな。