- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167150112
感想・レビュー・書評
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『三国志』における私の推しは、何を隠そう、曹操です。
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(1983.04.26読了)(1983.04.13購入)
(「BOOK」データベースより)
曹操、関羽、張飛、劉備…。英雄豪傑たちが次々と世を去り、四百年続いた漢王朝にかわって魏・蜀・呉の三国鼎立の時代を迎える。そして、天下三分を策し、劉備亡き後の蜀を背負った智将・諸葛孔明も、仲秋の五丈原で陣没する。卓抜な歴史観にもとづく陳舜臣版『三国志』、ここに完結。
☆陳舜臣さんの本(既読)
「秘本 三国志 一」陳舜臣著、文春文庫、1982.07.25
「秘本 三国志 二」陳舜臣著、文春文庫、1982.07.25
「秘本 三国志 三」陳舜臣著、文春文庫、1982.08.25
「秘本 三国志 四」陳舜臣著、文春文庫、1982.08.25
「秘本 三国志 五」陳舜臣著、文春文庫、1982.09.25 -
違った視点からの『三国志』に初めて接したのがこの本です。
何度読み返しても新鮮です。 -
神戸などを舞台とした作品です。
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全6巻読み終わりました。三国志初心者でミーハーですが、諸葛孔明に俄然興味が。次は陳舜臣著の「諸葛孔明」に手を伸ばそうと思います。
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お互い死ぬ前に思い出すとは、曹劉秘密同盟ぱねえ。
戦ってばかりの戦争三国志とは少し違う趣でした。
平和的というか。 -
一般的にはこう言われてるけど、実はこうだったんじゃないか」という視点で描かれた三国志です。メジャーな三国志を知らないまま、これを読んでて良いのかなぁと途中で気付きましたが、楽しめたのでこれはこれで良かったのかなと◎ 今まで「劉備は良い人で、曹操は悪者」と勝手に思い込んでましたが、むしろこの本のお陰で曹操が好きになれました! 徹底的な現実主義の曹操が、自分の人間味に気付いて葛藤するところとか。
一番面白かったのは、まだ劉備が弱小だった頃に曹操と戦うところ。実は二人は裏でつながっていて、曹操が外から、劉備が内から共通の敵を追いつめていく過程が楽しめました〜
読むの時間かかったけど、読んでみて良かったです。 -
三国演技をベースとした物語が多い中、この小説は『正史三国志』をもとに書かれた名作である。蜀の劉備陣営ではなく、魏の曹操陣営を中心に描かれている点も面白い。
第6巻にて、諸葛孔明は五丈原に没し、物語は終わる。 -
三国志モノで、目から鱗、陳 舜臣氏にはまるキッカケとなったシリーズ。
曹操のファンになり始めたのも、これがキッカケ。
でも、孔明一番は変わらず〜 -
平成19年5月15日読了