| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
みんなの感想・レビュー・書評
巻末の池内紀さんの解説にひかれて手に取った。ヴィヨンを一読して「ヘンテコな小説」、再読すると「なおのことヘン」と書いてあるが、僕は中学生で一読し、いま四十歳で再読して、まさにそのとおりだと思った。「大谷」にモデルがいたとは知らなかった。
恥ずかしながら、教科書以外ではじめて手に取って、読んでみた「太宰」。勝手なイメージとしては、ただただ暗いものだろうということしかなかったが、実際読んでみると、何編かにはクスッと笑ってしまいそうな文章もあり、面白かった。「きりぎりす」と「燈籠」が好き。
「人間失格」「ヴィヨンの妻」ほか6作品を収録。
「人間失格」は思ったより落ち込まず,逆に励まされたような気がする‥。
「きりぎりす」は,夫に別れを告げる妻の独白?でとっても好みだった。
「ヴィヨンの妻」旦那が最低すぎてびっくり‥(--;)ただ奥さんが変に前向きで,奇妙な夫婦関係を築いてるせいかそんなに不快じゃなかった。
決して幸せじゃないのになんだか不思議な明るさを感じる作品でした。
『ヴィヨンの妻』が面白かったかな。『人間失格』は、誰でも持っている気持ちや人間的な所を細かく表現されていて、自分を考えさせられた。
太宰はどんだけ考えてるんだと思った。
しばらくは、ほんとに暗いことばっかり考えてるんだなーと思ったけど
読んでるうちに、そうでもないと思った。
語り口はあまり明瞭快活ではないけど、
ただほんとにマジメに考えていて、
それを正確に描写していて、ああいう感じになったんじゃないか
と思った。
読むの時間かかったけど、読んでよかった。
ヴィヨンの妻が映画化されていたから読んでみたが、読み始めると人間失格のほうが面白く、かなりすらすら読むことができた。他にも映画化原作のものが多く記載されていたから、色いろんな話を飽きることなく読むことができた。昔からここまで人を引き付ける分をかける人がいたのは素晴らしいことだと思った。
生誕100年記念第2弾。『ヴィヨンの妻』『二十世紀旗手』『桜桃』『姥捨』『燈籠』『きりぎりす』『思い出』『人間失格』が収録されています。映画化原作コレクションと銘打っているだけあり、豪華作品群です。まとめて読めるのがこのシリーズの長所ですが、全作品を読みたいと思っている方は新潮文庫で揃える事をお勧めします。特に第2弾はダブって買ってしまう作品が多くなります。
ヴィヨンの妻目当てに買い、気づけば人間失格のほうに引きずり込まれてました。
人間失格は何度目になるかわからない再読で、死にたい死にたいと言っている太宰の作品を読むのは久しぶりだったけれど、ここ一年の間にすっかり彼にはまりこんでしまったようで、彼の書く「死にたい」が愛しく感じられるようになっていました。
恥の多い生涯を送ってきました。自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです。/人間失格より
生きて行くためには、愛をさえ犠牲にしなければならぬ。/姥捨より
言わずと知れた一番有名かつ最も読まれている太宰作品。太宰治論の奥野健男氏は「太宰治の全作品が消えても、『人間失格』だけは人々にながく繰返し読まれ、感動を与え続ける、文学を超えた魂の告白と言えよう」とまで評しています。
アフォリズムを作り出す天才だと言われる太宰治。中でも『人間失格』の中の言葉は際立って名文揃いです。主人公である葉蔵の破滅へのリアルな道筋は、読んでいて寒気がするほど。人と人との繋がり、社会との繋がりなどの意味を改めて考えさせられます。

NHKのテレビ番組のJブンガクで紹介がありました。
これまでは,ただ暗い作品だと思っていたのですが,
ちょっと違う読み方ができるようになりました。
主人公の女性の強さが読めるようになりま...





