東方見便録: もの出す人々から見たアジア考現学 (文春文庫 さ 33-1)
- 文藝春秋 (2001年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167157173
作品紹介・あらすじ
溝をみんなで跨ぐ、中国の流しそうめん式便器。全て丸見え、インドネシアの全方位開放トイレ。ネパールでは、出すウンチがブタの喜ぶエサに!アジア8カ国、あらゆるトイレにしゃがみこんでは、各国の慣習、宗教観、恥の意識などに思いをはせる。イラスト満載で紹介する、抱腹絶倒、体当たりトイレ探訪記。
感想・レビュー・書評
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発行が2001年なので、20年以上前の事だと認識していないと、時代錯誤に感じる部分もあるのでは、と気にしながら読んでいたが、きっと今でも変わっていないであろう、アジア各国のトイレ事情についての体験をまとめている。
というか、この本を書くために取材しているそうだ。
ネパールのトイレ、40年前にトレッキングの際に経験済なので、懐かしさを覚えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2001年4月10日、初、並、帯無
2015年9月8日白子BF -
地べたに這いつくばり、それこそ身体にうんこが着きそうなぐらいの目線で、トイレにこだわり、その背景にある文化にこだわり、人との出会いにこだわり、旅にこだわっている。斉藤さんと内澤さんという男女のコンビでまわったというのが補完し合ってて良い。行動力と好奇心と表現力、どれをとっても水準が高いルポ。今でもこういうあご足つきの連載って成り立つんだろうか。その点はうらやましい。
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カレーのお供に。
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0410625818 /383.9 /サ / 南大 一般
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アジアのトイレ事情が分かります。とある場所では、豚トイレ。とあるところでは……。最近、中国政府は公衆トイレの撤去を始めました。この本にある、中国の公衆トイレも伝説となってしまうのでしょうね。