御宿かわせみ (2) 江戸の子守唄 (文春文庫) (文春文庫 ひ 1-9 御宿かわせみ 2)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167168094

感想・レビュー・書評

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  • 時代小説で、サスペンス、おもしろい。
    二人の今後が楽しみ。

  • さらっと読めてなにもなく、こういう本が嫌いではない。
    手練れだなあと。

  • 御宿かわせみシリーズ2巻、鬼同心と言われた庄司源右衛門の一人娘で、父の死後同心株を返して小さな旅籠を始めたるいと、次男坊ながら親代々八丁堀与力の家に生まれた幼馴染の東吾、尋常にいえば身分違いで縁組の成立するわけがなかった。二人の“忍ぶ恋”を縦糸に、江戸下町の四季の風物を織り交ぜながら描かれる、人情味あふれる捕物帳。男ぶりがよく若くやんちゃな東吾を焼きもちを焼きながら、いじらしく世話をするるいと忠義者の奉公人・老番頭嘉助、女中頭お吉、東吾の親友で同心の畝源三郎が脇を固める。2014年に続編『新・御宿かわせみ』が、神林るい:真野響子、神林東吾:小野寺昭、畝源三郎:山口崇、お吉:結城美栄子、で製作される。

  • るいのヤキモチと東吾ののろけが毎回毎回出てきて、胃もたれ気味。。。

  • すいすい読んで2冊目も軽く読了。

  • ★あらすじ★
    小さな宿の女女主人・るいと、次男坊ながら親代々八丁堀の与力の家に生まれた東吾とでは、尋常にいえば縁組の成立するわけがなかった――2人の“忍ぶ恋”を縦糸に、江戸下町の四季の風物を背景にして描かれる人情味あふれる捕物帳。今日も「かわせみ」には様々な人が泊り、様々な事件がおこる。

  • 1998年4月25日読了。

  • 同心の家に生まれるが、次男という冷や飯食いの東吾と、「かわせみ」を営むるい

    「かわせみ」を舞台に事件を解決していく、時代劇

  • 相変わらず素敵なお話でした。るいのいじらしさに、ほろりとさせられます。脇のキャラクターもしっかり固められていて、大好きなシリーズです。”江戸の子守唄”の東吾さんの決めせりふ、ズキンときました。かえって女性でないと書けないのではないでしょうか。「おい、いつまでも未練たらしく他人の子を見送ってないで、今年は産めよ」

  • 20110204 温かい話しになるのが助かる。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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