かまくら三国志〈下〉 (文春文庫)

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著者 : 平岩弓枝
  • 文藝春秋 (1990年2月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167168469

かまくら三国志〈下〉 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 何故かあまり読まない平岩弓枝。
    別に嫌いってわけでもないのですが、なんとなく手を出しておりませんでした。今回は、以前、川崎フロンターレの試合の企画で、川崎市民図書館からの無料供出されたものを頂いてきた、ということで読んでみました。

    で、感想は、というと、はっきり言ってあんまり面白くありませんでした。

    『三国志』っていうことは、いろんな策謀や戦いがいろんな勢力同士で入り乱れて物語が進んでいくっていうイメージなのですが、鎌倉時代初期ってコトで、北条氏がいろんな敵対勢力を追い落としていくっていうかんじの物語になっており、イメージと合わないって印象が強かったです。

    海の勢力を出してきているところと、いろんな女性が出てきて活躍するところは非常によかったですが、特に海の勢力の話が尻すぼみになってしまっているところが残念だったなぁと思います。

    特に女性の部分は、元からのヒロイン役の、義姉の元白拍子、珠子さんはかなりいいキャラクターだと思うのですが、もっと活躍させて欲しいなぁ、と思いました。

    結局、勢力争いとか戦乱の話を描くよりも、市井の話を描いたほうが、この人にはあってるんだろうなぁと思うし、ヒットした作品もそんなかんじの作品だから、やっぱり内容も向き不向きがあるんだろうなぁ、なのでした。

    そのうち御宿かわせみシリーズも読んでみよう、なのでした。

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