御宿かわせみ (20) お吉の茶碗 (文春文庫)

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著者 : 平岩弓枝
  • 文藝春秋 (1998年4月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167168674

御宿かわせみ (20) お吉の茶碗 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 御宿かわせみシリーズ。第20巻。花嫁の仇討・お吉の茶碗・池の端七軒町・汐浜の殺人・春桃院門前・さかい屋万助の犬・怪盗みずたがらし・夢殺人。
    見事な仇討と家族愛がいい「花嫁の仇討」、骨董品というブラックボックス的な分野がテーマの「お吉の茶碗」、本妻の子と妾の子という組合せ姉妹が表の顔と裏の顔を持つ「春桃院門前」、身分制度が壁となってはがゆい「さかい屋万助の犬」など。
    軍艦操練所のお役目が忙しくなってきた東吾だが、江戸の事件はそんなことおかまいなし。宗太郎が披露する医学の知識や源三郎が打つ先手、かわせみの仲間がひねり出す推理が面白い。

  • ・花嫁の仇討
    ・お吉の茶碗
    ・池の端七軒町
    ・汐浜の殺人
    ・春桃院門前
    ・さかい屋万助の犬
    ・怪盗みずたがらし
    ・夢殺人

  • 【8作収録】
    ・かわせみに宿泊する母子。周囲の止めるのも聞かず、評判の悪い仲人の紹介で博徒の親分の倅と祝言をあげることを承知する
    ・店主の死を機に大売出しをした骨董屋で食器を大量に購入したお吉。その後、その店に盗賊が入った上、古道具屋の番頭と名乗る男が店の品物を手をつけずにそっくり譲ってほしいと訪れる
    ・煎餅屋の老婆が孫娘に怒鳴られ自殺未遂をする。心配した周囲の人間の連絡で田舎の甥が渋々引き取りに来てかわせみに滞在するが、孫娘が怒鳴り込んで来て跳ね除ける
    ・かわせみに滞在する行徳の内儀。連れを待って数日を過ごし、旦那と合流した夜、夫婦揃って何者かに襲われ、旦那は助かったが内儀は命を落とす。その後、内儀の弟がかわせみを訪れ・・・
    ・花屋の娘が腹違いの姉である大店の娘に引き取られ、双子のようにそっくりな外見で周囲を戸惑わせて喜ぶ。日の当たる場所での新たな生活を楽しんでいた中、突然店の板前と心中して命を落とす
    ・広大な敷地に建つ屋敷に異国生まれの巨大な犬を買っている大商人。手伝いに出向いた娘が帰らず、主人の側仕えにすることにしたという一方的な対応のみで会わせてくれない。果たして娘は・・・
    ・奉公人を眠らせて盗みを働く盗賊被害が続出。共通点はどの店も被害の前に新しく女中を雇っていること。源三郎の嫁・千絵の実家もつい先日、新しい女中を雇い入れ・・・
    ・毎夜のように人を殺す夢をみて医者に相談までしていた娘。数日後、娘の妹が殺され、記憶の無いままに自分が殺したのだろうかと悩み涙する

  • ほのぼのと過ぎていった20巻。いやーよく読んだなあしかし。でも、やっぱすごいのは、たいして状況の変化もないのにここまで引っ張ってる平岩さん。今回は口の悪い孫娘とおばあちゃんのお話がちょっとかわいそうだったなあ。そうそう。前巻くらいから気づいたんだけども、これって幕末なんだねえ。ちなみにこの時代の御台所(将軍の正室)は篤姫なんだなあ。しかしこの中では、結構薩摩も御台所も悪人っぽく描かれているのが珍しい感じ。

  • くま様んちへ船に乗ってお引越し?。

  • 久しぶりに御宿かわせみに戻った。

    お吉のおっちょこちょいぶりというか、ばたばたぶりが目に見えるよう。
    嘉吉の落ち着き、るいと東吾、まるで家族のような4人です。
    いい関係だわ〜。

    ますます何でもやの様相を呈してきた御宿かわせみ。
    時代がどんどん進んでるんだなぁ、と感じた。

  • 御宿かわせみシリーズ第20巻。大筋としては特に事件も起こらず、しかし時代的には鎖国から開国に向かっている様子が事件に反映され始めている。日本古来の犬ではない外国産の犬が絡んでいる話がそれ。他の話は人情物といえるものが並んでいる。かわせみの女中頭、お吉の性格が良く描かれている表題作も良かった。【2007年1月19日読了】

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