新装版 御宿かわせみ (6) 狐の嫁入り (文春文庫) (文春文庫 ひ 1-88 御宿かわせみ 6)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167168872

感想・レビュー・書評

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  • 最近の東吾はますます妬けるなぁ
    本当にあんまり女に優しくするんじゃないよ...

  • このシリーズは読んだことがあるけれど、登場人物を思い出すのに時間がかかった。どの短編も似たり寄ったりかな。スリの話はちょっとよかった。終わり方も紋切り型。ファンが固定してるのだろう。

  • 親子の情を描いた話にはぐっとくる。

  • 今回は親子・兄弟の情愛が興味深くえがかれてました。

  • かわせみシリーズ三冊目。
    ちょっと勢いがおちたかな、と思いつつも、表題作「狐の嫁入り」や「梅一輪」は一風変わってて面白い。悲しい中にも心が温まる話が多かったように思う。

  • 前まではイヤだなぁと思っていたるいの東吾への媚び、いえ、媚びというのとは違うのかもしれませんが、そのるいの女心に共感出来なかったのですが、本作では気にならなくなりました。シリーズものだから慣れたのかもしれません。
    『梅一輪』『狐の嫁入り』が良かったです。東吾がもてもてで、るいが焼きもちをやく、という図式も型になってきましたね。『子はかすがい』で東吾の兄嫁に赤ちゃんが…、という話は結局、勘違いということで良いのかしら^^;

  • 御宿かわせみシリーズ6巻、「狐の嫁入り」「師走の月」「迎春忍川」「梅一輪」「千鳥が啼いた」「子はかすがい」6篇。表題作『狐の嫁入り』本所で“狐の嫁入り”騒ぎが頻々と起きていた、花嫁行列の駕篭が宙に浮いて、青白い狐火が飛ぶのだとか、狐の面をかぶった行列が突如消え失せるとか…奉行所に旗本より苦情がきて捨ててはおけぬと、同心・畝源三郎と東吾が真相究明に乗り出した。かわせみの女主人・るいも一役買って…果たしてその真相は?。東吾の兄吟味方与力神林通之進の見事なお裁きで解決。

  • さくさく読了。

  • 御宿かわせみシリーズ。第6巻。師走の月・迎春忍川・梅一輪・千鳥が啼いた・狐の嫁入り・子はかすがい。他人の立場に立てない人間が引き起こす悲劇が切ない「師走の月」、美女が企む悪事とほいほい転がされる男が空恐ろしい「迎春忍川」、女スリの女心がラストのオチに面白い「梅一輪」、お奉行のお裁きと役者たちの腕が見事な「狐の嫁入り」など。まだまだ七重とるいと東吾の関係がアンバランスで、やじろべえ的なハラハラ感がある。

  • 0614

  • 6

  • 「御宿かわせみ」シリーズ6段
    *師走の月 *迎春忍川 *梅一輪 *狐の嫁入り *子はかすがい

  • ・師走の月
    ・迎春忍川
    ・梅一輪
    ・千鳥が啼いた
    ・狐の嫁入り
    ・子はかすがい

  • ・師走の月
    ・迎春忍川
    ・梅一輪
    ・千鳥が啼いた
    ・狐の嫁入り
    ・子はかすがい

  • これってシリーズものだったのですね。最初気が付かずに、なんだか前に読んだことがあるような人物像だなと思いました。シリーズをわかって益々好きになり、シリーズ制覇したくなりました。

  • 「師走の月」「迎春忍川」「梅一輪」「千鳥が啼いた」「狐の嫁入り」「子はかすがい」収録。事件はあっても、内容が落ち着きすぎて刺激がなくなってきた。個人的に源三郎が好きで、もう少し活躍させて欲しいし、東吾は年増にもてすぎ(笑)まぁ、細く長くのシリーズ短編だからなぁ〜

  • くま様んちへ船に乗ってお引越し。

  • 東吾とるい、将来有望視されている与力の次男坊と旅籠の女将。身分違いの恋は、今回ももどかしく進む。東吾の身近には七重やおとせという女がいて、るいが結構やきもきするのがかわいらしい。しかし惚れた者同士でも、この時代に晴れて夫婦になれるはずもない…というのが普通なのに、いつまで続けていくつもりなのだろう。あたしだったらすぐ見切りをつけるだろうなあ。まあ、そのうち何か理由をつけて祝言を挙げてくれるに違いないと信じて次の巻へ進もう。ちなみに、あたしはこの中では東吾の兄嫁の香苗が好き。兄と兄嫁に子ができればいいのになあ。

  • 6巻になっても面白い。

  • 東吾と源さんが介入した事件がもとで、夫と離縁したおとせを、その子供の正吉が東吾にとても懐いていることもあって、るいがかなり気にしている。そして、東吾もおとせも必要以上にそれを意識してしまっているのが、ほほえましい。るいはかなり子供が出来ないことを気にしていて、正吉を可愛がる東吾を見ていると淋しくなっている。まだ正式に認められていない状態で、子供だけ出来ても困ると思うんだけど…。しかし、正吉が行方不明になった事件で、無事に戻って来て良かった、良かった。【2007年1月24日読了】

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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