新装版 御宿かわせみ (10) 閻魔まいり (文春文庫) (文春文庫 ひ 1-92 御宿かわせみ 10)
- 文藝春秋 (2005年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167168919
感想・レビュー・書評
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大好きなシリーズ。
源三郎が祝言をあげたこと、それもおもいびとと、というのが嬉しい。
奉公人の虚しさが心に残った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間社会も色々大変だ。
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この巻では、源さんにお嫁さんがきて幸せいっぱい、読んでいるこちらまで頬が緩みました。
反して話の方は『蜘蛛の糸』のように無常感漂うものが多かったような印象でした。 -
「源三郎祝言」
良かったー。
やっぱり源さんには幸せになってほしいからね。
どんな嫁さんがくるのかと思っていましたが、
千絵さんなら申し分なし!
さっそくラブラブぶりも発揮してくれてますしね。 -
御宿かわせみシリーズ。第10巻。蛍沢の怨霊・金魚の怪・露月町白菊蕎麦・源三郎祝言・橋づくし・星の降る夜・閻魔まいり・蜘蛛の糸。意に染まぬ結婚が悲劇を招く「蛍沢の怨霊」「金魚の怪」「露月町白菊蕎麦」、朴訥な畝源三郎が祝言をあげる「源三郎祝言」、従姉妹同士で分け隔てなく扱われても事件は起こる「閻魔まいり」など。
源三郎がすんなりではないにしろ祝言を挙げてめでたしの巻。お相手がごたごたしてくれたおかげで首がつながった感があるが、その後もあまり色っぽさはなくさすが源さん。それ以外は安定した巻。 -
O 10 御宿かわせみ
話に出てくる犬は何故シロと名付けられるのか?(…磐音のは白山でシロは法師の湯か…)
虫の音、そりゃ東吾のような義兄は姉のためばかりでなくほしいだろう。そしてナイスるいのダメだし。 -
東吾の幼馴染 源三郎がついに所帯を持つ。
源三郎祝言 収録 -
・蛍沢の怨霊
・金魚の怪
・露月町・白菊蕎麦
・源三郎祝言
・橋づくし
・星の降る夜
・閻魔まいり
・蜘蛛の糸 -
御宿かわせみシリーズ。8話で、問題は「源三郎祝言」。脇役ながら、真面目同心の源三郎がどういう恋愛をして、どんな相手と結ばれるか興味があった。せめて、出逢い、恋愛、困難を乗り越えて祝言と3話以上は絡むと思ったのに、一話であっさりと(^^;・・まぁ、ほのぼのとしていい感じだから良しとしよう(笑)
だんだん、時代捕物、推理物というより江戸市井物になり、目新しくはないが、読み流して雰囲気に浸れる。