うつくしい子ども (文春文庫 い 47-2)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167174057

感想・レビュー・書評

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  • 被害者家族の気持ちも加害者家族の気持ちも痛いほどわかる。しかも、今回加害者家族に大きな問題があったから息子が犯罪を犯したって訳じゃないのも辛い。
    私が主人公なら松浦くんのことを言いたくなる。隠してあげるなんてエゴでしかないと思ってしまった。自分の家族を思うなら言うべきだったんじゃないのかな、。

  • 読んでいて辛くなりました。
    1/8/31

  • 少年Aの兄が事件の真実に迫っていく中盤から一気に読破。
    もう少し家族の状況が描かれると読みごたえありそう。

  • 内容的には97年に神戸で起きた児童殺害事件を連想させる。著者もそれを意識して書いたのだろうけど。
    加害者や被害者本人ではなく、加害者の兄の視点で物語を描いているという所が斬新なのだろうか?
    そもそもどこが「うつくしい」かったのか、タイトルの意味がよく理解できずだった。

  • 滅多に遭遇しないテーマの話だけど,周りの人間もこんなに滅多にいない人が集まるものかなと途中から話に入り込めなくなってしまう.

  • ラストがどうもしっくり来なかった。
    初めて彼の作品を読んだけどサクサク読めて面白かった。

  • 弟が犯した殺人事件。周りの変化に戸惑いながらその事件と向き合う。

  • おもしろかったんだけど、あちこちいろいろと引っかかる。そんな風に考えるかなあ。

  • うーん。何でしょう。

    決して絶望的な感じはしないけれど
    どうも私には希望は見えませんでした。

    人が沢山死んでしまったのが後味悪し。

  • え!?第一章読み終えたけど、現時点で「こども」全然うつくしくない…

    でも続き気になるから読むけど。


    で、読み終わった。
    しっくりこない…

著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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