ブルータワー (文春文庫)

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著者 : 石田衣良
  • 文藝春秋 (2011年6月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167174194

ブルータワー (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 脳腫瘍を持ち余命数ヶ月の周司が、200年後のセノシューとして生きる。周囲の人物も現代の中に生きる周司をとりまく人物。人と人の繋がりが200年後にも生きているところが魅力。
    あり得ない200年後の世界は、もしかしたらあり得るのでは!?と思う部分も多々あります。
    石田衣良のファンタジー作品は、映画よりもはるかに壮大といえます。
    格差社会がひろがることの恐怖を覚えました。

  • 2013.05.02読了。
    今年18冊目。

    初の石田衣良作品。
    何で今まで読んでなかったんだってくらい面白かった。
    こういうちょっとSF?ファンタジー?な感じの久しぶりに読んだけどやっぱり好き。
    人間の想像力の無限さにわくわくする笑

    現在住んでいるホワイトタワーと200年後の未来の青の塔を行き来する主人公。
    未来ではインフルエンザをいじって生物兵器化した黄魔により地上に人がほぼ住めない状態に...
    決して明るい未来ではないし、問題だらけで読んでて辛くなることばかりなんだけど、AIのココとか、現在と未来にリンクする人たち、とその人間関係、黄魔から世界を救うには...いろいろ面白かった。

    最後の暗記の部分の本の話が好き。
    あんなふうにむかーし読んだ本を覚えているかはわからないけど、私にとっても本の存在は大事だし、なるべく大切に覚えていたいものだなと。

    この本を勧めてもらったことに感謝です。

  • イラ作品三作目。いや〜ホント面白かったッ!現代パートの瀬野も未来パートの瀬野もどちらも良い。メインは謎のウイルス黄魔を軸に、格差社会、国際問題、戦争、宗教…など、多様なテーマを取り込みとても読み応えがある。最後は希望が持てる終わり方で清々しい。IWGPシリーズ以外も読んでみよう、そう思えました!傑作。

  • 2016年。2/30冊目。
    悪性の脳腫瘍を患った瀬野周司が、脳腫瘍の痛みをきっかけに精神だけ200年後の荒廃した世界(日本)を行き来できるようになる。脳腫瘍によって死を待つだけの周司が200年後を救うために様々な壁に立ち向かい、悩みながら乗り越え、成長していく姿が胸を打つ。
    以下、好きな言葉。

    「仕事にいつか必ずぶつかる壁がある。さいしょは手も足も出なくて苦しいが挑み続けることで必ず越えられるし、越えるとプロと一生続ける自信ができる」

    「人間はたくさんのおろかな事をしでかすが、それでも誰もが必死に生きようとしているのは間違いない」

    「人間の価値を決めるのは全てを奪われ裸にされたときに自分から進んで何をするか」

    「人間は矛盾に満ちた存在。憎しみながら愛し、壊しながら創る。最低と思われていた者が次の瞬間には別人に変身し、頂点に立つ。崇高さと愚かさ、醜い欲望と透明な憧れに引き裂かれ、日々を生きている」

    「人は環境によって作られるが、与えられた環境を乗り越えるのも人の力」

    「誰かのために働くことが実は自分自身を救うこと」

    また、1人で悶々と色々考えることが増えそうです笑。

  • 途中で挫折。読書前の期待値は高かったのだが・・・。
    設定はとても面白いと思う。しかし、途中からなんとなく結末を予想できてしまう展開に読むのが退屈になってしまった。気が向いたらまた読んでみる。

  • めちゃくちゃ面白かった!!

    現在の世界で病により死が近付いている男の意識だけがタイムスリップし、
    200年後の世界を救う為に働くという物語。

    物語としては全然違うけど、
    『ネバーエンディングストーリー』みたいな感じ。
    主人公本人も病による悪夢なのか、
    本当に未来にタイムスリップしているのかハッキリ分からない状態だけど、
    「ただ死を待つだけの暮らしよりも、生きている実感が感じられる。」
    と理由から世界救出の物語が始まる。

    人が一番『自分らしく生きれてる』って感じるのって、
    自分の為に生きてる時じゃなく、
    他人の為に生きてる時なんだなと思った。

  • 謎の転校生…ぐらいな…感じ

  • まず最初に。
    本編で描かれなかったので。

    きっと美紀は最初周司を思って荻原に近づいたんだろうと思う。
    周司に配慮してほしいと荻原に頼んだことがきっかけで美紀と荻原の仲は深まったのではないだろうか。

    全体としては文章よりも映像で見た方がわかりやすいと思った。
    世界観がややこしく、アクションシーンが多いから。
    R指定が入るかもだけど笑

    意識を失う度に21世紀と23世紀を超える展開に『火の鳥』(太陽編だったかな?)を思い出した。

    23世紀は現代社会の縮図そのもの。
    塔の高層部に住む一部の支配者層が下層部に住む多数の被支配者層を支配し、多くの富を独占している。
    核兵器が何度も使用され、致死率88%のウィルスが散乱しているからなおさらたちが悪い。
    この本で描かれている徹底的な抗戦のさまはまさに世も末だと感じるほど恐ろしく、現代社会の問題を解決できる方法を提示できていない。
    それでもシューの奮闘ぶりは世の中を生きるエネルギーになると思った。
    きっと人は他人のために生きているんだろうなぁ。

  • SFっぽくていまいち想像できなくて微妙だった

  • 未来SFもの。
    長かったわりには…?という気もしないではないが、ファンタジー好きな自分には面白かった(´ ` )

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ブルータワー (文春文庫)の作品紹介

悪性の脳腫瘍で死を宣告された男の意識が、突然200年後にタイムスリップする。そこは黄魔という死亡率87%のウイルスが猛威を振るう、外に出ることは死を意味する世界。人類は「塔」の中で完全な階級社会を形成して暮らしていた。その絶望的な世界に希望を見出すため、男は闘いを決意する!長編SFファンタジー。

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