ドラゴン・ティアーズ――龍涙 池袋ウエストゲートパークIX (文春文庫 い 47-17)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167174200

感想・レビュー・書評

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  • 本屋さんでたまたま文庫のIWGPのこの作品を見付けて即買い。
    久々に読んで懐かしい知人に会った気分でした。
    この作品で9作目のIWGPなので、定型化しているものの、ファンの自分にとっては楽しむことができました。

    しかし、マコトのお母さんってそんなに若くて若者?に好かれるキャラだったっけ?とちょっと意外だった。
    (たしか、キング・タカシはマコトのお母さんに好意を表すエピソードはあった気がするけど。いや…マコトのお母さんがタカシのファンだったんだっけ?)

    龍涙のオチはちょっとご都合主義的なところもあるけど、自分としてはホッとする結末だった。
    良い意味でこれぞIWGP! 
    いやはや、マコトのお母さんの肝っ玉っぷりが相変わらず好きです。
    読後感もすごく良くてクーとマコトの関係が今後の作品内で見れると良いなーと思った。

    しかし、タカシの登場率が高かったなー
    タカシのファンなのでどんどん登場してほしいんですが。
    ミステリアスなキャラのままだなあ…と毎回読むたびに思う。

    次作のPRIDEの文庫化がいつになるのか、気になる。
    ハードカバーが嫌いな自分としては、文庫でシリーズを揃えたいのが悩みどころ。
    ああ、次作を読みたいな。

  • これもある程度おもしろかった。
    表題作以外の三編がよかったね。表題作もええんやけどね。中国人の名前が出てくるといつも少し混乱する。

    タカシとマコトのおかんがかっこええ。

  • やっぱり、面白い。読みやすさ、ストーリー、全部が好みです。

  • あー、初めてやってしまった。一度買った本の二度買い・・・。

    ただ二回目読んでも面白い。日雇いや草食系など、今の日本を闇の方から垣間見てるようでした。

  • 思わぬ展開だった。次回からレギュラーなのかしら。

  • IWGPシリーズ9作目。
    寝る前に1話だけ読む予定だったのに、気がつけば一気に最後まで読んでしまった。
    ミステリーというより社会派だと思うし、人情話だと思う。

  • 格差社会の底辺や更にその下に暮らす人たちの話。

    お人よしな主人公の解決法が身につまされる。

  • IWGPシリーズはずっと追いかけていますが、ここのところご無沙汰でした。もう9が文庫化されているんですね。そろそろ買わなきゃです。

  • やっぱり、このシリーズは大好きです。

  • 池袋ウエストゲートパークです。
    いつものように、スピード感溢れる文章です。心地よい。

    ちなみに、この文庫、年末、酔っぱらって帰る時に東横線に寄付しました。これ、2冊目。爆

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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