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- Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167182373
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ワカタケル大王は後の雄略天皇、倭の五王・武である。
允恭天皇の末の王子として生まれ、
荒々しく勇猛な性格である一方、
豊かな学識を持ち、世界情勢に目を向け
倭国の国家の基礎を築いた英雄である。
倭国の将来を想いその志を貫くために、
政敵を次々と倒し大王になるまでの物語。
黒岩ワカタケルは、歴史史料で言われているような
冷酷非道な王ではなく
人間味溢れる魅力的な人物として描かれている。
いっつも思うことだけど、
黒岩重吾の古代ヒーローはほんとにかっこいい。
そして主人公を囲む人達もとても魅力的。
もちろん歴史の知識も相当なものだし、
権力争い云々のシーンもすばらしい。
でも黒岩作品の何がすごいってその人物像だと思う。 -
古代
ワカタケル -
一番最初に読んだ黒岩小説。
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