てのひらのメモ (文春文庫)

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著者 : 夏樹静子
  • 文藝春秋 (2012年2月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167184315

てのひらのメモ (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ごくフツーの主婦が裁判員(補欠)に選ばれたことによって始まる。
    息子のぜん息が悪化しているのを知らず、仕事に出ていて死亡させてしまったキャリアウーマンの母親が被告人。
    どうしても目線は自分も裁判員になってしまうね。ウチも執行猶予付きの判決に賛成だった。
    読了後、読み応えがあったなーと思ったけど、Amazonで「裁判員のプロパガンダだ」っていう評があって、しかも全体に評価が低くてびっくり。

  • 利用者さんからいただいた本。
    予想以上におもしろかった。
    何より文章が丁寧で分かりやすいから助かります。
    裁判員裁判がよく分かりました。

  • 裁判員制度を軸に淡々と進むストーリー。
    淡々と進むからこそ、余計な思いが入らず、いろいろなことを考えることができた。
    人を裁くことの重みをひしと感じる。

  • 【No.161】喘息の子どもを死なせたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の、裁判員裁判の話。

  • たんたんとした小説の中に、主人公の人間性がちらちらと見える。もう少し深く個人に入っていってもよかったのかなとは思います。

  • 裁判員を交えた裁判の進め方が日時を追って進められており、わかり易い。喘息の息子を放置して死に至らせた被告の状況が証人の証言等が進むについてれ明らかになってゆく。被告、証人たち、登場人物たち、特に亡くなった息子の思いあるいは立場が伝わってきた。、物語としても面白かった。検事側の論告を項目ごとに整理して、個々の論告内容が弁護側の弁論によって崩れるか否かを判断してゆく。その判断は多数決できまり、1票の差で有罪と無罪に分かれる。被告にとって厳しい現実を感じた。その場の雰囲気が変わったり、与えられた情報が異なれば、裁判員の心証が変化して、判決そのものが変わってしまうという恐ろしさも感じた。

  • 考えることは多い。
    帯で煽っているほどの衝撃はない…
    淡々と知識を得た感じ。

  • 小さい子どもがいて働いているので(しかもクリエイティブ職)ということで被告に少しだけ親近感が湧いたり、ドキっとしたりしながら読んだ。
    考えさせられることはあるのだけれど、裁判員になった人が主人公だったからかサラッとした印象のみが残った。もっと被告に踏み込んだらちょっとは変わったのかなぁなんて。
    個人的にキャリアウーマンの被告がなぜ浮気されて出来た子供を育てようと決意したのかの理由に腑が落ちない・・・

  • 裁判員制度の本。するする読めるし、面白かった。帯ではドラマチックな話のように書かれているけど、思ったより淡々としていて逆にそれが良かったと思う。

  • 答え出ず。

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てのひらのメモ (文春文庫)の作品紹介

広告代理店で働くシングルマザーの千晶は、会議出席のため、喘息の発作が起きた子供を家に残して出社、死なせてしまう。検察は千晶を起訴。市民から選ばれた裁判員は彼女をどう裁くのか?法曹関係者を徹底取材して裁判員制度をリアルに描いたリーガルサスペンス。NHKドラマ化でも評判となった話題作。

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