本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167190026
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
今は亡き佐賀・諫早出身の野呂邦暢の作品。この物語は戦国時代に諫早の領主であった西郷氏と秀吉の威光を得て攻めてきた龍造寺氏との攻防を、諫早の姫君・梨緒(りお?)の目を通して描かれる。
西郷氏が攻め滅ぼされる直前まで、場内外の活動が生き生きと語られる。宣教師サンチェスの退場の場面と、最後の死を覚悟してそれぞれの持ち場に戻る姫とその恋人の場面が秀逸!
台詞にちりばめられる諫早の言葉が楽しい。
よってくだんの如くなり。
歴史的には、龍造寺氏は後に家臣の鍋島氏に降る。
全2件中 1 - 2件を表示