喜多川歌麿女絵草紙 (文春文庫)

  • 86人登録
  • 3.47評価
    • (3)
    • (10)
    • (15)
    • (2)
    • (0)
  • 10レビュー
著者 : 藤沢周平
  • 文藝春秋 (1982年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167192037

喜多川歌麿女絵草紙 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 短編連作。ミステリーじゃなくて、歌麿の日々を綴った話。
    つまんなくはないけど、取り立てて面白くもなかった。

  •  最後の最後で、藤沢節だった。

     孤独を極める小説家。

  • 喜多川歌麿と藤沢周平という名前を見て選んだ本。この前行った写楽展で写楽の絵が他の絵と比較される形で展示してあったのをみたけど、確かに写楽の絵に比べると他の絵はすまし顔で面白みが少なかった。
    あとその場に歌麿の絵もあったのでみたけど、この小説の歌麿よりも繊細でやさしい感じを絵から感じた。

  • ちょっと年食った歌麿先生が主役の小説。なんですが、主役ってより語り部という感じかも。周平ってば多分歌麿先生より女の子書きたかったんだと思うんだよね・・・。

    歌麿先生と馬琴という不思議な組み合わせが押されてて笑えましたww
    それにしても10ページ位しか出てこない京伝がいっちいちツボな描写で悶えました。愛嬌がありすぎる眼とかさあ!はにかむような笑い顔とか!ね!何で歌麿先生は京伝みると反射的に馬琴を思いだすんですか・・・?

    あと蔦重と歌麿と京伝が集まってる素敵シーンで思ったんですが、
    江戸文人の集まりってタモリ倶楽部っぽい。大真面目に馬鹿をやる人たちっていいですよね。

  • 想像以上に切ないです。
    後日、切手に歌麿の美人画を見つけたのですが、切手なのに(小さいのに)本当に美しかった‥
    この話、何からなにまで本当なのでは と思ってしまいます。


  • 《喜多川歌麿》

    を意識して見始めたのはこの本のお陰。
    藤沢周平は他にも浮世絵を題材にした物語(暗殺の年輪/葛飾北斎や花のあと/安藤広重)を書いているものの、この喜多川歌麿女絵草紙は短編連作として一冊がまるまる歌麿のことで書き綴られえいる。それが意外にも強く心を打たれました。
    自分の気に入った女性を描き、その女性の背景にある過去や内面を取り入れながらも、大衆に受ける仕事(時代に合ったものを求められるように作っていく、そして決してこれだけは譲れない自分の信念を貫いていく。)をしていく歌麿の姿はどこか強くもあり、脆くもあり、不安定な闇を背負っているようで、少しハラハラしました。

    桜の描写が溜息の出るほど素敵な作品。

    (2009.05.28)

  • 物悲しさがよい。

  • 97年11刷本

  • 初めて藤沢周平の作品を読み、読み終えたとき、しばらく放心状態になるほど衝撃を受けた。
    本を読んだ後で「どうしよう」と意味もなく動揺したのははじめてかも。
    追い詰められていき、追い詰められた瞬間が実感できたのがその原因だと思う。
    この作者はそういう描写、構成が上手い人なんだろう。
    (他の作品を読んでみない内に、自分の中でどういう書き手かを決めるのは好きではないので)
    (食わず嫌いは良くないよ)

    気になることは、裏面のあらすじと本文との間に、どうも差があるということ。
    書かれている文章はちょっと違う気がする。
    よく感想に抽象的な表現を使うのだが、これは雨が降る直前の曇り空のような作品だった。
    最後あたりでは小雨程度には降っていたかも。
    地味にちょっとずつの不快感が自分の中に残ったなぁ。

全10件中 1 - 10件を表示

藤沢周平の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
藤沢 周平
有効な右矢印 無効な右矢印

喜多川歌麿女絵草紙 (文春文庫)はこんな本です

喜多川歌麿女絵草紙 (文春文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

喜多川歌麿女絵草紙 (文春文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

喜多川歌麿女絵草紙 (文春文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

喜多川歌麿女絵草紙 (文春文庫)の単行本

喜多川歌麿女絵草紙 (文春文庫)の文庫

喜多川歌麿女絵草紙 (文春文庫)のKindle版

ツイートする