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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
文四郎、好きにならずにいられない位の好青年。
現実に文四郎がいたら絶対に恋に落ちてる。
主人公だけでなく、著者の登場人物への愛を感じて優しい気持ちになった。
時代小説だけど時代小説っぽくない。新鮮でどこか懐かしく、穏やかでときにスリリング。普遍の青春を描いたかの様な、とても面白いお話でした
初の藤沢周平作品でした。
作品全体を通して感じたのは、武士の清々しさ。
全体にさらっとしているようだが、素朴な力強さを感じずにはいられない。
切なさとスッキリとが入り交じった最終章でしたが、読後感はとてもよかったです。
前半部は武道、学問、友情、そして恋など現在にも通ずるような青春ストーリーである。しかし、藩の派閥争いによる父の死をきっかけに、主人公は激動の人生を歩むことになる。また、主人公だけでなく、友人や彼が想う人も・・・。
読んでも読んでも興奮とスリルが止まない。そしてたまにかいま見ることのできる恋や友情の感動・・・そのギャップがたまらない。歴史小説であるが、非常に新鮮な感じがした。 なんというか、すべての恋、サスペンス、友情、ミステリー・・・すべての要因が上手く重なりあっているからだろうか?
映画にもなっているので是非そちらも見てみたい。
面白かった。
主人公とおふくの気持ちが話の中心にあるのにあくまでも文章ではそれは主人公の頭の片隅にあるようなっているのがたまらなかった。
少年藩士牧文四郎の成長を描いた作。
四季・自然の描写の美しさに感じ入った。
主人公をはじめ友人や義のために動く人の心持がなんとも良い。
読後はじんわり切なく爽やか。色々語りたくなるというよりしばらくしみじみ余韻を味わいたい作品です。
初時代小説だけどこの作をきっかけに色々手を出しそうな予感。
高校時代の読書感想文でこの本に出会ってから、読書の楽しさを知った。心にやわらかな風が吹き抜けていくような、読後感がとても印象に残る小説です。自分を本の世界へ導いてくれた、始まりの本。
いい男といい女は、必ずしも結ばれない。ただ通り過ぎただけ、君が回るため。一青窈さんが書いた帯文や主題歌がすべてを物語っていたと思います。本当に藤沢さんの描く男女は美しい。一応青春といわれる時間を抜け出す時期の自分は、色々と分からなくなったときに読み返します。
2012.04.03
前に教えてもらった言葉を思い出した。
男は、清く正しく潔く
女は、清く正しく美しく
文四郎がとても良かった。
たった一度の抱擁のために。 ふだん時代小説は読まないので、ほかと比べてどうとかいうことは分からない。 しかし、やはり、日本の文学だ、と感じる。まるで一重まぶたのような清冽さと、小川の水沫のような恬淡さ。それでいて情は、照りつける日射しと相俟って注ぐ蝉しぐれのように、濃やかに深い。 二人が抱き合う場面が、ふたつある。どちらも、言葉はさほど重要ではない。「あの時の本意」なんて、本当でも嘘... 続きを読む »
剣豪、友情、恋愛、家族、派閥争い、成長など色々な要素が重なりあいながら、さっぱりとした雰囲気を持つ小説。主人公にとても惹かれる。
オッサン達に大人気の藤沢周平。オッサンの端くれとして、初めて読んでみた。
友情、純愛、命懸けの勤め。まさしくモーレツ・サラリーマン向けでした。
読んでる最中、テレビで映画があり見てしまったので、後半は丁寧な描きかたが、もどかしかった。
<構成>
朝の蛇
夜祭り
嵐
雲の下
黒風白雨
蟻のごとく
落葉の音
家老屋敷
梅雨ぐもり
暑い夜
染川町
天与の一撃
秘剣村雨
春浅くして
行く水
誘う男
暗闘
罠
逆転
刺客
蝉しぐれ
解説(秋山駿)
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表題作はドラマ化も映画化もされた。
ちなみに私の藤沢周平の入り口は映画「蝉しぐれ」でした。小説見てたら映画がまた見たくなってきたので今度はDVD買ってしまいそうです…。緒方拳がまた良くてな…!!で、今回原作をいまさら読んで、ふくが坂の上から走ってくるあの名シーンの前に、実はもう一人いたという衝撃の事実を知り、あのシーンで一番号泣した私は爆笑しました。なんだか逆に映画先に見てよかった…原作先に読んでたら絶対突っ込むわ…。
文四郎のさわやかで実直な性格に好感が持てる。
実直だが堅すぎず、父親の過去を背負っているものの、過度に悲観的にはなっていない。
全体として藤沢周平の独特のやわらかな世界観が全体を覆い、背後に流れる藩の後継者争いの中で、たくましく生きていく姿がたのもしい。
楽しみながらどんどん読める時代小説。
白石一文さんの哲学めいた作品を2作続けて読み、頭を「やっこく」しようと思って手にした作品。「蜩ノ記」を読み、藤沢さんの時代小説を読んでみたいなあ、と初めて手にした藤沢作品でした。
読後に残ったのは「清廉さ」という言葉。
「青春とは、友と恋との場面において若者が一人ずつ、たった一人の人間となって直立し、現実に直面し、自分の生の証を見出そうとする光景なのである」。(解説・秋山駿氏) 美しい日本の原風景、すがすがしいまでの主人公の生き方、成長、友情。そして恋。澄んだ心に戻れる一冊。
カテゴリを歴史にしなかったのは、歴史小説と思えんから。
んー、昔の日本人がこんなんだったとは、あんまり想像付かん。
というか、成長物と恋愛物が合体した時代小説は、なんか趣味に合わん。
でもホシ四つなのは、文章がうまいから。
それ以外魅力を感じない物語だった。
二度と読むことはないだろう。
牧文四郎は今まで出逢った主人公の中で一番好きだ。
誇り高く、気高く、文四郎のように生きなければと思う。
おもしろい!
激動の人生だけど、努力や何やらの末、なんとか折り合いをつけて(?)程よいハッピーエンド。というか、妥協しただけ、かな??
人生ってこんな感じ?と思える一冊?
私が初めて出会った藤沢周平作品。
初めて読み切ったのは高校生の時だったが、話の余韻がたまらなく素敵で他の作品も読みたいと思った。
この本がきっかけで藤沢周平の小説が原作の映画も多く観た。

サラリーマンのファンタジー。読むのが早すぎたか。





