- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167217358
感想・レビュー・書評
-
たんぽぽ娘という短編が名作と聞いてそれだけ読んだ。ロマンチックでいいね。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
往年のスターの昔を見る、みたいな一冊。
ビブリア古書店にあった「たんぽぽ娘」つながりで、読みました。
奇妙な話が集まっているので、読後気持ちがざわつくものが多い中、やはり、たんぽぽ娘は、違っていますね。
ざわつく中では、夏目漱石さんのが凄かったです。 -
収録作は以下
『ミリアム』……トルーマン・カポーティ
『足あと』……カレル・チャペック
『魔物』…… 中山義秀
『過去への電話』…… 福島正実
『たんぽぽ娘』……ロバート・F・ヤング
『沼』…… 芥川龍之介
『人面疽』…… 谷崎潤一郎
『死人の村』……ラドヤード・キップリング
『蛇』…… 夏目漱石
『エル・ドラドオ』…… 香山 滋
『時間をかけた料理』…… 津山紘一
『猫町紀行』…… つげ義春
『簟笥』…… 半村良
『防空壕』…… 江戸川乱歩
『沼のほとり』…… 豊島与志雄
『セメント樽の中の手紙』…… 葉山嘉樹
『穴の底』…… 伊藤人誉
『花妖記』…… 渋澤龍彦
『空中』…… 夢野久作
ロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」が掲載されている所為か、絶版後値上がりしている本。
個人的には「たんぽぽ娘」ってそんなに良いとは…なんか恋愛ゲーの純愛エンドが好きな男性向けの話だなぁと思います。
「ミリアム」はカポーティ好きな山岸涼子が漫画化(というかネタ使用)してたけど、ハッピーエンドのあちらに比べて救いがないオチ。でもこちらのが断然美しい。 -
読んだのはたんぽぽ娘のみ