鮫とジュース (文春文庫 キ 6-3)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167218126

感想・レビュー・書評

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  • しがない男と女と金の話。

    ギャングとか刑事とかギャンブラーとか出てくるけど、主人公はお金。
    でも決してキャラクタの描写がおざなりなわけではなく、金に対するあれこれで個性を浮き立たせていて、それがまた立派なクズっぷり。呆れる他ない。
    そして東江さんの訳文、歯切れが良くてリズミカルで、このどうしようもない人たちが走り回る小説にピッタリだなぁ。

  • 伊坂さんがおすすめしていたのを見て、高3くらいの時に読みました。
    ハードボイルドなコメディ。
    こういう硬派な笑いはすごく好きです。

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著者プロフィール

東京大学教授/研究分野:近世・明治文学/主要著書・論文:『ロバートキャンベルの小説家神髄 現代作家6人との対話』(編著、NHK出版、二〇一二年)、『海外見聞集』「特命全権大使 米欧回覧実記(抄)」(校注、岩波書店、二〇〇九年)、『Jブンガク 英語で出会い、日本語を味わう名作/作業担当:0』(編著、東京大学出版会、二〇一〇年)

「2017年 『アプリで学ぶくずし字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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