八月の獲物 (文春文庫 も 14-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 49
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167251024

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと無理がありすぎる。
    設定と真相の意外性を求めた結果、リアリティがあまりに乖離して、内容が味気ないものになった。
    私の感性の問題なのかな。
    すべての登場人物の心理に、「なんでそうなる?」という思いだけが強く残った。

  • サントリーミステリー大賞受賞作。
    「あなたに10億円差し上げます」という新聞広告、応募者の中から3人を抽選で選び、総額10億円を贈与するというもの。
    贈与の条件は、八月の一ヶ月ー間生存すること。
    これをテレビのコメンテーターでもある心理学者が追う。

    設定の面白さに期待しすぎたのか、結末はやや期待はずれ。
    多分、どんな結末にしても不満の残る設定のような気がする。
    (図書館)

  • ミステリーと言うよりも心理学という感じ。十億円という大金、殺人事件、俳句による暗号、慥かにミステリーだが、興味がだんだんしぼんでいく。人間てそんなに弱く、酷いですか?と言いたい。

  • とても読みやすかったな、と思う作品でした。
    10年くらい前に買って読んでいたのですが、半分くらいあやふやで、再読してみました。
    今読むと、最初の10億円チャリティーに絡む期待感に対して、少し物足りなさが残ります。
    当初は面白いと感じていたので、時代背景的なところで、気持ちにズレが出たかもしれません。

  • 集団心理の気持ち悪さがある。

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