北極海へ (文春文庫)

  • 60人登録
  • 3.62評価
    • (3)
    • (8)
    • (9)
    • (1)
    • (0)
  • 6レビュー
著者 : 野田知佑
  • 文藝春秋 (1995年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167269098

北極海へ (文春文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 『マッケンジー川流域のインディアンに限っていえば。、彼らには<挨拶>の類の言葉がない。・・・インディアンの社会では他人から物を貰ったり、くれてやったりすることは<当然のこと>と考えられていて、それに<挨拶>が必要になるほど偽善が発達しなかったのである。』
    『freeze up=川が全面凍結
    break up=氷が溶けて川が流れ出す』
    『金が五人の手をタライ回しにされるとその地域が潤う』
    『原野の中の生活では、米のような軽い食物は不適である。肉食、それも多量の肉を食べていないと活動できない。』
    『明日の食糧とか、蓄えをくよくよ考え、悩むのは農耕民族的発想だ。・・・目の前に現れたものを殺して食べればいいのである。獲物がなかったら、獲れるまで我慢するさ。』
    『彼らは狩猟民族で家というものを軽蔑しているのだ。家への執着のなさ、定住蔑視は小気味いいくらいだった。村の家はとても汚く散らかっているのに、テント暮らしの時はいつもきれいにして清潔だった。』
    『”個人の責任に於て何かをやる”ことが日本では許されてないんだ。』

  • 男は荒野を目指すのだ。

  • 1999年6月読了。

  • 読み進むと風荒ぶ荒涼した景色の中にいざなってくれる一冊。魚を釣り、鳥を撃ち、食し、イヌイット達と酒を酌み交わす。そして、この寂寥感、孤独感。カヌーイストならずとも、ソロキャンプ、単独山行、一人旅のおともにお薦めです。

全6件中 1 - 6件を表示

野田知佑の作品

北極海へ (文春文庫)はこんな本です

北極海へ (文春文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

北極海へ (文春文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ツイートする