浮気で産みたい女たち: 新展開浮気人類進化論 (文春文庫 た 33-6)
- 文藝春秋 (2001年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167270070
感想・レビュー・書評
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石田純一氏の解説文。並の芸能人とは一線を画す教養にびっくり
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浮気は遺伝子のなせる技という。動物行動学から紐解いているが、人には動物にないレベルの心があり、十ぱ一絡げに論じるのはどうかと。でも文章はわかりやすいし、おもしろい。13.6.9
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「浮気で産みたい女たち」4
著者 竹内久美子
出版 文藝春秋
p21より引用
“(とはいえ人間の女にも多少その名残があって、
時に性交が引き金となって排卵が起きることがある。
オギノ式がなかなか完璧な避妊法とならない
理由の一つはここにある。)”
動物行動学者である著者による、
人間を含めた動物たちの生殖や繁殖行動について書かれた一冊。
睾丸の大きさに対する考察から浮気に関する話まで、
学術的でありながら読みやすい文章で書かれています。
上記の引用は、
動物たちのメスの排卵とオスの睾丸の発達に関する話の中の一文。
どんなに文明的な生活をしていても、
やはり私達の体は動物なんだなと思いました。
今現在青春まっただ中の人達は、
このことをしっかりと覚えておいてほしいものです。
オギノ式は元は妊娠しにくい人のための、
妊娠しやすい日を予測するための方法だと聞いたことがあります。
避妊には元々向いてないのではないでしょうか。
p63の分類を見れば、
少し自身を取り戻せる男性の方もいるかもしれません。
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鳥の話が個人的に「おお、そうなのか!」と頷ける内容。
著書は何冊か読んだけれど、それを下地として持たないとややつらいか。 -
人に借りた本でしたが、私には合いませんでした。やっぱり本は自分で選ばないとダメですよね。(といいつつ、同じ系統の本をもう一冊借りているわけだが --;)