大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫)

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著者 : 堀栄三
  • 文藝春秋 (1996年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167274023

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大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 大本営の情報参謀による、日本軍が先の大戦中に情報面で何をやっていたのかを中心に、敗戦までの絶望的な流れやその後の自衛隊入隊後のエピソード(ドイツの大使館付武官としてのくだりは圧巻!)が描かれています。
    太平洋戦争中のエピソードは、後から振り返る本だからこそ余計に、そりゃ負けるわ的な面がクローズアップされている感。

    序盤は少々退屈に感じたところもありましたが、中盤の山下方面軍の情報参謀になるあたりからは一気読みでした。
    専門的教育も受けていない(日本陸軍の参謀教育には情報の収集・分析はそもそも含まれていないとか)著者が、体制が整っている訳でもないフィリピンで、無茶な命令を出す大本営作戦部にも振り回されながら、それでも米軍がいつ・どこに来るのかを予想し当てていく様や、大本営に帰任してからも米軍の本土上陸地点・時期・兵力を推定していく様は非常に興味深く読めました。
    しかし、結局情報だけで戦争に勝てることはなく、戦略的な失敗や物量の圧倒的な差、能率の悪さ、精神論等々、無理ゲー感満載のまま終戦を迎えてしまう訳です。
    こういう仕事のプロジェクト、今でもあるよなぁ。。
    特に現場の戦果報告を鵜呑みにして確認もしない空気を作ってしまい、誤った情報を元に次の作戦が立てられてしまうあたりは、読んでいてゾッとしました。

    著者は本著の終盤で、「米ソの情報部はとうに宇宙へ引っ越してしまった」と言っていたけれど、今はもはやサイバー空間が戦場になっている状況。
    本著で書かれていたような、過去に諜報や航空といったトレンドの変化と本質的に向き合わず、中途半端な環境や戦術での対応にとどまってしまったのと同じことが、今起きていないことを祈るばかりです。

    学ぶべきことが体系化されている訳ではないのですが、日本人がやってしまいがちな失敗例が詰まっているような感があり、非常に参考になりました。

  • ☆4(付箋26枚/P348→割合7.47%)

    ・将軍(土肥原中将)は和服にくつろいで、物静かな柔らかい口調で、「親父さんから聞いたよ、再審を受けるんだそうだね、そこで戦術はどう勉強するかということだな…?」と開口一番、ずばり堀の心中を見抜いて言った。そして、
    「戦術は難しいものではない。野球の監督だって、碁打ちだって、八百屋の商売だってみんな戦術をやっているのだ。ただ兵隊の戦術は軍隊という駒を使って、戦場という盤の上でやる将棋だ。だから、いまこの場面で相手に勝つには、何をするのが一番大事かを考えるのが戦術だ。要するに駒と盤が違うだけで世の中の誰もがやっていることだ」
    堀はまったく毒気を抜かれてしまった。もっと高邁な戦理が聞けると思っていたのに、実に平凡な話であった。
    「そのためには枝葉末節にとらわれないで、本質を見ることだ。文字や形の奥の方には本当の哲理のようなものがある、表層の文字や形で覚えないで、その奥にある深層の本質を見ることだ。世の中には似たようなものがあるが、みんなどこかが違うのだ。形だけを見ていると、これがみんな同じに見えてしまう。それだけ覚えていたら大丈夫、ものを考える力ができる」

    ・とかく自分に有利に進展しているときには、自分のレンズで相手を見て我田引水の結論を導き出すことが多い。そのために作戦と情報とは厳に仕事が区別されているのだが、作戦は往々将棋指しのように、一人で考えて一人で駒を動かそうとする(これが大きな失敗だと気づいたときには、何百万の兵隊を戦死させ、日本を亡ぼしてしまっていた)。

    ・在ソ連の駐在武官や大使が、容易にクレムリンに出入りして、スターリンやモロトフや軍の首脳と和気藹々と話をすることは、ドイツと違って至難中の至難であったから、止むを得ず権力の中枢の考えている意中がソ連国内のどこかに、何かの形で兆候として出ていないかを、虎視眈々克明に探して分析していくことになる。

    ・「百二十年昔のクラウゼヴィッツの時代でさえも、戦場で制高点を占領することが、戦勝の要諦だと戦争論で述べている。戦争は昔から高いところの取り合いであった。高所から見下ろす優越感と安心感、低地にいて見下ろされる者の無力感と不安感、飛行機もないあの時代にクラウゼヴィッツはそう書いた。その時代の高所は山であった。
    …制空権を維持して相手に奪われないようにするためには、後から後から新しい飛行機を作って、新しい操縦手を作って送り出してこなくてはならない。日本が高度7千メートルの飛行機を持っていたら、米国は高度8千メートルまで行ける飛行機を作る。9千メートルになったら1万メートル、1万メートルになったら1万2千メートルと、日本軍の上昇能力の上へ、上へと作ってくる。日本軍の零戦、一式戦ともに最初は米軍より優秀であったが、そのあとが続かない。
    要するに制空権を維持させるには、後方の国力が物をいう。軍の主兵は航空なり、というのは国力の裏付けが必要になってくる。それなくして戦争は勝てないのだ」

    ・わが第四航空軍も随分米軍の船団攻撃に出たが、その護衛船の発射する防空弾幕は筆舌に尽くし難い。空が真っ黒になる面の幕だ。一機といえどもこの幕の中へ突入することは出来ない。しかもレーダーで見ているらしく、こちらが接近すると、一機一機なんか目標にしないで、その前に弾の幕を立てるんだ。一体何万、何十万発の弾丸を使うのか、戦場で見たもの以外にはわからない。それを海軍航空隊が潜っていって、ブーゲンビル島沖航空戦で戦艦四、航空母艦八隻を轟撃沈している。よくもこんな戦果が挙げられたものだ。

    ・第一線の軍としては訓練以外に方法がないのだ。中央から送ってくるものは、激励と訓示と戦陣訓と勅諭だが、第一線の欲しいものは、弾丸だ、飛行機だ、操縦手だ、燃料だ... 続きを読む

  • 色々と自分の原点になっている本。軍事と情報を考えるきっかけを与えてくれた本である。歴史モノとしては戦争の裏方を覗ける面白さがあると思う。

  • 名著です。
    情報を戦時中上手く活かせなかったという話は幾つかありますが、その中でも特に台湾沖航空戦の話は有名です。組織全体がバイアスにかかっていく中、正しく情報を読み取ろうと意見しますが結局握りつぶされました。情報を上手く扱えない悲劇を感じます。
    戦後の話だったと思うが諜報活動は決して派手でなく、新聞を念入りに読み、コンテクストを読み取るのが仕事であると明確に書かれていて目からウロコです。

  • 台湾沖航空戦、誤った戦果を鵜呑みにしてそのままレイテ決戦に導いてしまった。

    ⚫いかなる場合も、結果(戦果)を定性、定量的に測定できるようにしなければならない。結果を測れない場合は誤解へと導く
    ⚫プロの感というものは、複数の情報の交差点のなかに生まれるものである。情報の中には現場へといかない限り分からないものがある。

  • 情報とは華やかな世界ではなく、事実の積み重ねだ

  • 「たまに当たるから弾丸(たま)」と言った中隊長が無防備すぎる。やっぱり現実はこうなんだと絶望する。たった一回当たっただけで命が終わることもあるのに。
    読んでいるうちに、勝つための思考・負けるのは不服という気持ちが出てくる。平和を愛していてもこんな思考が出てくるのだ、戦争とは罪深く残酷なものだ。
    武器や物資の補充も、情報もないのに後退を許されないのはあまりに非情で、そうやって亡くなっていった第一線の人々の事を思うと本当に悲しくなる。
    団体の中で自分だけは違う捉え方をしたといった方向の表現が多いので、後半なんとなく読むのが億劫になった。堀氏の父親の言葉に同意してしまう自分がいる。

  • アマゾンセールで電子版購入。情報が軽視されていた日本陸軍において、米軍の作戦を次々と的中させ、マッカーサー参謀と呼ばれた堀栄三氏の情報戦記。なぜ敵を知ることが大事なのか、我々が陥りやすい罠は何なのか、身につまされる事柄の連続であった。様々な教訓が溢れている。

  • なるほど、これは名著中の名著。文章もこなれていて読みやすく、それでいて日本の組織が陥りがちな情報軽視を初めとした諸々の陥穽が、著者の旧日本軍そして戦後の自衛隊、駐在武官としての生々しい体験談として描かれている。
    大井篤氏の著書『海上護衛戦』とともに戦史から学ぶ日本組織論として…今更言うまでもないが…必読書といって間違いない。

  • 本書は太平洋戦争時、情報参謀であった著者が、情報という観点から我が国が敗北を喫っするに至った要因を分析した本である。
    実体験を元にした分析は非常に生々しく、文中に頻出する著者の悔恨の念は戦後70年を経てもなお胸を打つ。

    日本軍の敗因は国力判断の誤り、制空権の喪失、組織の不統一、作戦第一・情報軽視、精神主義の誇張の5つだ。
    対中対ソを重視するあまり対米情報収集を怠り、いざ開戦となれば制空権を奪われて戦場での情報収集が出来ない。最前線の兵士の犠牲を元に得た情報も軍部内で組織的に運用する仕組みが無く活用出来ていない。それどころか精神主義に染まった軍では情報を軽視し、その活動を阻害することになってしまっていた。

    恐ろしいのはこれは過去のことではなく、今の日本社会でも感じ取れることだ。本書を参考に「情報こそ最高の戦力」という言葉を胸に刻もうと思う。

  • 太平洋戦争で大本営情報参謀として米軍の作戦を次々と予測的中させ、戦後は自衛隊情報室長を務めた著者の作品。日本が敗戦した理由が、情報分析を怠ったことからきたことが経験を元に記されており、それは現代の日本の課題であることも分かる。

    堀氏が参謀に就任前に恩師から学んだことは「情報は枝葉末節にとらわれないで、ほんしつを見ることだ。文字や形の奥のほうには本当の哲理のようなものがある。表層の文字や形を覚えないで、その奥にある深層の本質を見ることだ。世の中には似たようなものがあるが、みんなどこかが違うのだ。形だけ見ていると、これがみんな同じに見えてしまう。それだけ覚えていれば、ものを考える力ができる」。

    これは現代の情報収集・解析にも言えることだと思う。深層の奥にあるものを見極める意志を持ち続ける必要がある。

  • 先輩に薦められて読んだけど、面白かった。

    情報の重要さを改めて認識するとともに、その難しさを痛感。

  • 太平洋戦争の末期に敗色濃厚の日本軍の中で、まっカーサの次の上陸地点はどこか?それはいつか?を正確に的中させてきた堀参謀の本。

    台湾沖航空戦での戦果確認を一人おこなったこと、フィリピンの最終局面での山下大将との逸話が印象的。

    「われわれは比島でやろうと考えていたことを何一つやらせてもらえなかった。そうして、とうとう竹槍になってしまった。戦略はいったん失敗すると戦術で取り戻すことは至難というか不可能だ。」(232)

    その上で、クラウゼヴィッツを引用し「戦略的勝利をつかむために一番大事なことは制高点の確保。かつては山、いまは制空権」。
    地理的制高点から技術的制高点へ。

    現代社会における制高点とはなにか?をかんがえさせられる逸話。

  • [目隠し剣術の災]さっぱりの素人ながら、太平洋戦争中に大本営の情報参謀として情報戦のまっただ中に放り込まれた著者は、そこで日本の情報力の無さと対峙する。その際の個人的経験を回顧しながら、情報とは何か、そして学ぶべき教訓について思いを馳せた作品です。著者は、戦後には自衛隊統幕情報室長となった堀栄三。


    様々な観点から批判されてきた日本の情報力の無さを、内側から鋭くえぐった作品として高く評価できるのではないでしょうか。実際に堀氏が目にしてきた構造的欠陥を反目教師として、改めて情報の重要さとその扱い方の要諦に目を見開かされた思いがします。著者も本書冒頭で記しているように、国家を企業に置き換えても得るところの多い一冊だと感じましたので、幅広い方にオススメです。


    大本営の情報参謀という位置から眺めた太平洋戦争の一端を読者が共有できるというのも本書の魅力の1つ。情報の扱いを誤ることにより、いかなる破綻と犠牲が生じることになるのかを間近で見る思いがし、何とも痛ましい限りでした。また、情報という観点からの組織の在り方にも筆が進んでいますので、一種の組織論としても非常に勉強するところが大きい作品でした。

    〜情報は常に作戦に先行しなければならない。〜

    著者の無念さがひしひしと伝わってきました☆5つ

  • この手の本は著者が佐々淳行的である場合もあり、完全に信じるのも…だが、大本営にてばんばん情報を取りまくった参謀による主義。一般的参謀は絶望的なものの、1人の天才がいて登用されれば意外と戦えたのかなあと思うが、そういう個人によらざるを得ないから負けたともあり、なんとも… ただ、まだ隠してるのかな、という感じもある(紙幅によるものもあろうけど)。

  • 「敵機撃墜」の確認を日本はなんとなく行い、米軍は専用機で行っていたという制度の差。個人的な株投資でも損失が膨らみすぎると恐ろしくて直視できなくなりますが、当時の日本もそうだったのか?客観的にものごとを見ることの重要さを学びました。

  • 元大本営陸軍部情報参謀という立場から太平洋戦争を見つめた類を見ない本。
    太平洋戦争について何冊か読んだが、この本がダントツにリアルで分かりやすかった。
    また、情報というものがいかに重要かということも併せて認識することができた。
    予想を超える収穫をいただいたので、星5。

    以上

  • 先の大戦で日本の敗戦が決定的になったのは軍の暗号がダダ漏れだったのが一つの理由だとよく目にするが、本書はその情報が当時軍の中でどのような扱いを受けていたかを著者の「体験記」調に記されたものである。
    戦記といえば「アーロン収容所」を思い出すが、本書も実際はノンフィクション小説のような体系をとっているため正直途中までは長々と体験が綴られているので飛ばし読みした。
    実際知りたかった情報については本書最後半部分にある。
    本書後半での著者が故郷へ帰ってからの農作業の日々や、父親との会話内容が印象的。職業軍人であった父の言葉には威厳というものが文字からも溢れている。

    簡単に言うととにかく日本は非合理的で、アメリカの合理主義に完全に敗北したといっていい。
    これは現在の日本の社会にも蔓延していることといえるし、本書で得た教訓を現代社会を生きる上で十分に参考にしていきたいと思う。

    P327からの米軍による日本の敗戦原因の分析はぜひ一読する必要がある。ここまで詳細に、核心を得た敗戦原因の分析を敵方にされている、これが意味することは開戦前から日本の敗戦は確定していたと言っていいと思う。

    情報というものがまず戦いの基本となり、これをどう扱うかで勝敗が決するといってもいい。そしてその情報戦は日々変化している、ということ。
    327頁からの内容がほとんど全てなので、この戦争内容をそのまま企業や、学習などの戦いに置き換えるとためになると思った。

  • ・太平洋戦争で陸軍参謀であった著者が、実体験をもとに情報について綴った本。
    ・webのない時代に、かつ、戦争という状況下での「情報」に関する考察は、より本質的な内容に思えました。
    ・米軍の数字的思考と日本の精神主義という構図は、良い意味でも悪い意味でも、現代に引き継がれている気がする。
    ・情報重視の志向があれば、数字的国力差から、そもそも戦争にならなかったのかも。

  • 元日本陸軍情報参謀が、日本軍のインテリジェンスに対する認識の甘さを指摘した書。それは現代の政治化、官僚、民間企業等、すべてに承継されているようで、興味深い反面、日本人の資質や教育再考の必要性を感じさせる。

  • 戦前の軍部の雰囲気がどういうものかがあらためて良く分かる。面白い、それ以上に悔しく、読んでるだけで歯がゆい思いが湧いてくる。
    そんな中、著者が参謀としてついた山下奉文など、当時の計り知れない苦悩の中でどう行動したのか…、こうした人物がいたことに誇りに思えた。
    情報なき国家の悲劇はしかし現在も続いているような気がしてならない。

  • この本、社会人になる前に出合いたかった。
    高校生ぐらいで読んでいれば、人生変わったかも。

    なんか最近、こういう本との出会いが多い。
    余程、勉強が足りなかった証拠かも。
    というより、戦記本に興味を持つことに何らかの抵抗があったのかも。
    歴史を知らないことを、大いに反省せねば。

    「この成果は信用できない。いかに多くても、二、三隻、それも航空母艦かどうかも疑問」
    この電報含め、多くの情報が何かの力によって、握りつぶされた史実。
    その背景にあるものがはっきりと理解できました。

    ちょっと時間をおいて、もう一度読み返そうと思います。

  • 情報に対する意識が第2次世界対戦における日本の運命を大きく左右したことを痛感できる一冊。
    堀が大本営参謀としてフィリピンに向かった後、山下方面軍の情報参謀に命じられて、苦しみながらも米軍の動向を的中させていく部分は、物語として大変面白い部分であり、一気に読みきることができた。
    また、山下大将の人間の大きさには、惹かれるものがある。

  • 大本営陸軍部第二部(情報担当)やフィリピンの第十四方面軍(山下奉文大将)で情報参謀として勤務し、米軍戦法の研究結果を「敵軍戦法早わかり」に纏め、米軍の上陸地点・上陸日を次々と言い当てたことから「マッカーサーの参謀」の異名を取った堀栄三氏の回想録。

    以前から「読んでみたい」と思っていて、昨年11月に購入していたのだけれども、今年の3月末に漸く読み始めて、本日読了。題名や内容の堅さに反して、平易で論理的な文章のため、引き込まれて読みました。

    本書は現代日本にも通じる示唆に富んでいますが、私の印象に残ったポイントは以下の通りです。

    (1) 米国と日本における「情報」に対するスタンスの違いと、その違いがもたらした悲劇。日露戦争当時の日本と同じ国なのか、と思ってしまうほどの違いがあります。

    (2) 「情報なき国家」の新米参謀であった堀氏が、米軍の上陸地点・上陸日を次々に言い当てられた理由。情報入手の手段は、機密情報の盗読や暗号解読だけではないということ。

    (3) ニューギニア島やレイテ島で大損害を出した陸軍が、ルソン島・硫黄島・沖縄本島では善戦(米軍の本土上陸を遅らせることができた)できた理由。米軍の不得手を如何に見抜いたか。

    いずれまた再読したいと思います。

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大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫)の作品紹介

「太平洋各地での玉砕と敗戦の悲劇は、日本軍が事前の情報収集・解析を軽視したところに起因している」-太平洋戦中は大本営情報参謀として米軍の作戦を次々と予測的中させて名を馳せ、戦後は自衛隊統幕情報室長を務めたプロが、その稀有な体験を回顧し、情報に疎い日本の組織の"構造的欠陥"を剔抉する。

大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫)はこんな本です

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