「跳ね鹿」亭のひそかな誘惑 (文春文庫 ク 1-6 警視リチャード・ジュリー)

  • 文藝春秋
3.43
  • (1)
  • (1)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167275662

作品紹介・あらすじ

ポリー・プレイド、といえば『「鎮痛磁気ネックレス」亭-』でおなじみの女誘推理作家。取材で訪れた小村アッシュダウン・ディーンで村人のペットが次々と殺されるという忌わしい噂を耳にしたとたん,愛猫が行方不明、大慌てで電話ボックスに駆けこむと、そこには老女の死体があった。-かくして、警視ジュリーの登場となる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • スコットランドヤードのジュリー警視の第八弾。

    なんとなく不満。
    女流推理小説家ポリーが電話ボックスで
    死体と遭遇したことから、
    元貴族メルローズとジュリー警視が事件に巻き込まれる。

    そのポリーと再会したのに、
    まったくもって警視との関係が進展しないとか、
    期待したような家族の再会になるどころか、
    警視をかばって少女が殺されてしまったとか、
    元貴族が犯人を刺殺してしまったとか。

    少女が動物好きだから余計かもしれない。
    あと、いつもの叔母さんが出てこなかったことも。

    でも、警視の近所に越してきた若い女の子を
    男爵夫人に化けさせて聞き込みに連れて行った場面と、
    その後、その女の子と半地下に住む老婦人が
    警視を誘ってパブに行くところは面白かった。

  • お久しぶりのポリー・ブレイド再登場。回想にはちょろっと出てきたりもしましたけれど。
    ウィギンズさんのカラテはまだ健在なのですね~。
    頼もしい…と思ったら!なんという終わりでしょう…。
    ジュリーさん女運・上司運ともに悪すぎデス!
    でもキャロル=アン初登場にしてミセス・ワッサーマンと仲良くなったあたりは救われたところ。

全2件中 1 - 2件を表示

マーサ・グライムズの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×