夜と女と毛沢東 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2000年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167289058

夜と女と毛沢東 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • タイトル通りと、あとはサリン事件などの対談集。吉本さんは思想家なのに、ポップな世間話もできるので、話上手というより話好きだろう。ガンガンくる辺見さんに対し、特に女話で照れる吉本さんがいい。哲学・思想の巨人たちと俗に触れることができる、手軽な一冊。

  • 090128(n 090417)

  • 全共闘時代、日米安保に反対した若者たちの胸ポケットにはこの人の詩集が入っていたと言われる現代日本の大思想家、吉本隆明氏と、『もの食う人々』など、世界各国を巡りルポルタージュを書き続ける元共同通信社の記者、辺見庸氏の対談です。
    この対談自体、1993年から96年までに行われたものなので、話題の大半は今から見るととても古いものばかりです。例えば、93年と言えばオウム真理教の地下鉄サリン事件が起きた歳。吉本氏は浅原は大宗教者であって、今回の事件をきっかけに悪者にしてはならない。憎むべきは犯罪自体だ。と言うような発言をしておられます。また、浅原はしばらくすれば裁判で一切合財話してしまうのではないか、などと予測しておられます。しかし、それから10年後も浅原氏が口を開いていないのが現状です。このように、現状とはずれた会話も対談の中には含まれています。
    しかし、彼らが10年以上前に対話したとは思えないほど、現在に通ずるトピックについても話しています。
    例えば「熟年離婚」彼らは今とても問題視されている熟年離婚について、この時点で議論しているのです。
    また、「中国の台頭」についても話し合われています。

    とにかく現場主義の働き方をする辺見氏と一切外国には行かず、思考の中から事態を把握しようと努める吉本氏の対話は、とても興味深いものでした。

    ちなみに、吉本隆明氏は、よしもとばななさんのお父様です。

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