インドへ (文春文庫 よ 2-1)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167297015

感想・レビュー・書評

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  • これまた長ーい時間をかけて読み終わった。インド、いいなあ。前回はガイドさんに連れられて回ったもんだから車移動中爆爆睡でほぼ記憶なし。交差する道路の真ん中に牛と犬と鶏がごちゃごちゃいたのくらいしか覚えてない。
    ちゃんと考えながら、自己回帰しながら、瞑想しながら、1ヶ月くらいかけて回らないと、きっと見えてこないんだろうな。1ヶ月でもほんのヒトッキレしか見れないんだろうけど。はあ〜横尾さんこんなこと考えてるんだな、思っていたより数倍、人間くさいひとだった。読んでるうちに、勝手に近づいてしまいました。

  • インド行きたすぎて苦しくなる。初めてインドに行った時、ずっとサングラスをかけていて「インドから自分を守ろうとした」という表現はとてもよくて心に残ってる。スリナガル行きたいな。私はいつでもインドに呼ばれている確信がある。中国もそうだけど、波長の合う国というのはある。

    三島由紀夫が洒落込んでパリとかに入り浸ってないでインドの恐ろしい人波に身を置いてたのいいな。三島由紀夫がインドについて語ってるのよんでみたいな。

  • 2009年くらいに購入して流し読みしかしていなかった本。
    この度、じっくり読んでみました。

    横尾さんといえばインドがターニングポイントということが有名で、インドを知ってからの横尾さんの作品は以前とは異なり、宇宙観、宗教観が強くなりました。
    この本の中に、横尾さんの心境が綴られています。
    インドは、汚い、臭い、うるさい、貧富の差が激しい、などなど、インドがどのような国かを表しています。
    謎が多い国であり、国民も日本人とは全く違い、宗教を軸として生活しているところも興味深いです。

    2012年8月14日〜20日、私はインド旅行に行きましたが、この本に出逢っていて、インドにそこまで驚かなかったのが救いでした。
    ただ、横尾さんのように、インドの美しい自然を存分に見られず、世界遺産周辺のうるさく汚い街ばかりだったのは少々残念です。
    また機会があるのなら、横尾さんが体験した自然に飛び込みたいです。

  • インドの名所案内などではなく、精神的・観念的な方向からインドを綴った旅行記。

  • 前半はノリに乗っている。おれは何故インドに魅かれるのか

著者プロフィール

美術家、グラフィックデザイナー

「2017年 『現代作家アーカイヴ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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