新装版 パリ仕込みお料理ノート (文春文庫)

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著者 : 石井好子
  • 文藝春秋 (1983年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167307011

新装版 パリ仕込みお料理ノート (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 以前から石井さんの他の本を読んでみたいと思っていたのですが、
    こちらの本をみつけたので読んでみました。

    元は単行本で昭和45年に出版された本なのだそうです。
    しかしそんなに古くは感じませんでした。

    少し前に読んだ、池波正太郎さんの
    「散歩のとき何か食べたくなって」よりも読みやすかったです。
    (ちなみにこちらは昭和52年の本)

    おいしそうなものがたくさんでてくるので、
    お腹がすきます。

    その中でも特に気になるもの。
    キャビア。

    私は、何かにちょこんとのっている
    キャビアしか食べたことがありません。

    よく味わったことがないものです。

    58ページにある、
    生クリームとキャビアの組み合わせ。

    クレープで巻いていただくらしいのですが、
    まったく味の想像がつきません。

    たしか 大橋歩さんのエッセイにも、
    生クリームとキャビアの組み合わせがのっていました。

    いったい、どんなにおいしいのでしょうか。

    果たして、いつか試せる時が来るのだろうか。

  • いろいろな国の料理の話が出てくるので、読んでいて旅行しているような素敵な気分になりました。
    食べてみたいと思うものや作ってみたいと思うものもちらほら。

    最後の方はシャンソン歌手の話が出てきます。
    今まで聴いたことが無く初めて知る名前が多いですが、人柄がエピソードと共に書かれていて、興味を持ちました。

    「来日タレントとその食欲」という章の最後に"なんでも味わえる私は、幸せな人物だと思う。"という一文がありますが、歳をとるにつれて同じことを思います。
    幼い頃の好き嫌いは誰にでもあるものですが、大きくなってもそれがなおらないと結局は食べられるものが減り、損だなあと。
    食べ慣れていない味=嫌いという人も多いけれど、石井さんの言うとおり、"しかし、そのおいしさがわかれば、しあわせがふえる。"

  • 自分が生まれる前の本で、今では日本でも簡単に食べられる料理も、真新しいものとして描かれているところが新鮮で、読んでいて面白かったです。しかし、後半のシャンソン歌手としての人物紹介はまったくよく分からず…。

  • 読書録「パリ仕込みお料理ノート」2

    著者 石井好子
    出版 文藝春秋

    p95より引用
    “最近売り出された蜜入りのりんごは、甘く
    ておいしいという人もいるが、私は気味が悪
    くていやだ。蜜を注射している光景が目に浮
    かんで、ぞっとしてしまう。”

    目次から抜粋引用
    “その目ざめは遅くとも
     二日酔いの鯛
     お酒のはなし
     料理好きのタレント
     シャンソン・ド・パリ”

     シャンソン歌手である著者による、シャン
    ソンの本場フランスのパリで食べた食事と、
    それにまつわる人物とのエピソードを描いた
    エッセイ集。
     フランスパンから歌手たちの食欲について
    まで、しっとりと歌いあげるように書かれて
    います。

     上記の引用は、果物について書かれた項で
    の一節。
    リンゴの蜜は、光合成によって出来た糖分が、
    細胞に入りきらなくなるほど出来て、細胞の
    間にたまり、そこに水分が集まって蜜に見え
    る。とのことです。
    「りんご 蜜入り」で検索したら、すぐに出
    てきました。
    種の周りに集まるのは、
    寒さによる凍結を防ぐために、集まっている
    のではないでしょうか。
    どれ程必死にたべものを作っても、食べる側
    の人の、その時代の流行り廃れに左右される
    のは大変なものですね。
    戦中戦後を生きた著者なのに、食べ物につい
    て厳しいようです。過ごしたからこそ、かも
    しれませんが。
     ほんの少しでいいので、食べ物の挿絵があ
    ると、また雰囲気が違って読めたのではない
    かなと思います。

    ーーーーー

  • ずいぶん昔の本なんだなぁという感じで、現代日本では、既に知ってる人は知ってるようなことが、著者としては、始めて日本に紹介するくらいのスタンスで書いてある。昭和45とかの刊行らしいので、そんなもんかな?でも、大阪万博の年だよな、とか。そういうことで、フランス語に対して現代のカタカナ語とは違うカナを振ってたりして、いろいろ楽しいですよ。あと、「生パン」に反応する胃腸弱いクラスタは冒頭必読(え?)。

  • 昭和45年初版の本を改題し、昭和58年に文庫化。

    前半はタイトル通り、料理や食べ物にまつわるエッセイ。後半は料理というよりも、著者の出会った人々についての思い出話が主となっている。

    ジョセフィン・ベーカー(歌手・女優)、映像で見たことはあったがその後のことについてはよく知らなかった。日本とも深いつながりがあったのね。

  • 面白かった!
    『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』もとーってもよかったけど、これもよい! 作ってみたいレシピ色々。
    パリにおけるシャンソン界交流話もおもしろい。

    スペイン風オムレツは白身を泡立てるんだね。
    ニース風サラダも作りたい。
    40年たっても欧州料理って案外浸透してないよなぁって。カリッと焼いたちっちゃなチーズトーストひとつとっても参考になる。

  •  石井さんは3冊目。

     上品な語り口調も好きだし、

     食べたり作ったりしている品々に愛情が感じられて、しかもとてもおいしそうなのです。


     最近お亡くなりになったことを知りました。

     ご冥福をお祈りいたします。

  • 結構前のエッセイにしては、今の感覚で読めてしまった。シャンソン歌手として活躍されてた著者なだけに、昔の著名な方のことも記されていて、それもすごく新鮮。料理のこともシャンソンのこともパリのことも、面白いなぁと思える一冊でした。

  • 2011 8/26読了。Amazonで購入。
    非常勤で担当している授業の受講生の方におすすめの本を聞いたら挙げられた本。
    最近、とある本をきっかけに石井好子さんの料理エッセイを読み始めていたところでもあり、偶然もあるものだなあ・・・と思いつつ読んだ。
    大部分は料理の話で、後半一部はシャンソンの話。
    料理の話の美味しそうなこと、美味しそうなこと・・・あー、美味しいものが好きな方なんだなあ、と痛感する。そしてお腹が空く。

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