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この作品からのみんなの引用
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生への執着がなくなり、死への恐怖がなくなるということは、煩悩が消滅し生死を超越したということであり、安らかな気持ちになるということは、寂滅(涅槃)を得たことであり、すべてを許す心になったなったということは、善悪を超越したことであり、あらゆるものへの感謝の気持ちがあふれ出るということは、回向のことにほかならない
― 102ページ -
それどころか今日の医療機関は、死について考える余地さえ与えない。周りを取り巻いてるのは、生命維持装置であり、延命思想の医師団であり、生に執着する親族たちである。
― 64ページ -
生きている間に、どのような悪や善を行ったか知らないが、そんなことはあまり関係がなさそうだ。信仰が篤いとか薄いとか、宗教が何派だとか、宗教そののもに関心があるとか無いとか、そんなことにも関係なく、死者の顔が安らかな顔をしているように思えてならない。
― 72ページ
みんなの感想・レビュー・書評
「おくりびと」の元ネタ。
個人的興味からいえば、前半の日記部分のほうが面白かった。
後半の宗教論的な部分はよく聞かされてる話と関連してるって点で興味深かった。
仕事に対して真摯に向き合っていて好感が持てる。仕事の貴賎について宗教や歴史も交え考察している良書。
前半は映画「おくりびと」のもとにもなったという通り、興味深く読めましたが、後半は宗教的なニュアンスが濃いのが意外でした。親鸞とか歎異抄とか言われても……ちょっとムズカシイ。仏教的な死生観に興味が無い人にはお勧めしないかも?
普通の人は
死ぬときに、悟るのだという。
お釈迦さまのすごいのは
35歳で悟ったあと
80歳まで45年間も生きたことだと。
感動して震えました。
僕も、精いっぱい、
このいのちを、
生きよう。
おくりびとの元となった本ということで、気になって読んでみました。
なかなか考えさせられる話でしたが、私は仏様にすがる気はないので結局のところどうしたらいいものかわかりませんでした…
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4167323028 ── 青木 新門《納棺夫日記 199303‥ 桂書房 199607‥ 文春文庫》 http://booklog.jp/entry?keyword=%E9%9D%92%E6%9C%A8%E6%96%B0%E9%96%80&index=Books 滝田 洋二郎・監督... 続きを読む »
これはすごい。
悟り、というものについての生きた記録である。
難しい理論やこてこてした文章はいらない、
この体験知というものの本質を突くような文章がすべてを明らかにする。
それから
すごく安心できる文体であると附しておく。
少し難しいことを言っている気がするなぁ、
でもこの文章は青木さんが書いている、話している、考えているそのものなんだなぁ、
だから安心して読んでいいんだ、
そんな不思議な感覚。
これもやはり、
体験なんだ、というところが効いているのかもしれない。
映画「おくりびと」の製作のきっかけになった作品。
死生観が変わった一冊。
死が少し怖くなくなったというか、生きるのがすこし楽になったというか。
仕事に貴賎なし!要は心の持ちどころが大事ってわけで。
すごい強いなーと思いました。
ただⅢ章の宗教観の部分が少し知識に乏しくて読むのが大変でした。
親鸞とか歎異抄とか読んでみてから、改めて読みたいです。
題を見て「おくりびと」を連想した。それもそのはずで、この本をきっかけに「おくりびと」は作られたそうだ。これは読みたいな。
映画「おくりびと」の原作、というかきっかけになった本。
数年前に映画を見ていたので、なんとなく「わかった」つもりで読んでいたけど映画とは途中から全然違い、死や光、親鸞や浄土真宗の教え、など第三章「ひかりといのち」は非常に興味深かった。
稲葉さん所有 →11/07/30 浦野レンタル →11/09/10 返却 浦野レビュー - - - - - - - - - - 映画『おくりびと』制作のきっかけになった本ですが、良書ですねぇ~。 生とは、死とは、人を動かすものとは何か…。といったことを考えさせられます。 印象的だったのが、第1章。著者が「おくりびと」(納棺夫)になるまでの経緯と葛藤を書いています。このなかで、著者... 続きを読む »
本書は大きく分けて2つの部分から成る。 納棺夫なるお仕事に従事した経験、具体的なエピソードが語れる第1章、第2章。 経験を踏まえた上で仏教を軸に生と死について考察する第3章。 有体に言えば、第1書と第2章が面白くて第3章は難解に感じた。 死体に沸く蛆、その蛆もまた生きているという「当たり前」の発見が著者をして涙を流させたというくだりは特に印象に残っている。 肉が腐っていれば... 続きを読む »
小説を言うよりも、宗教書あるいは哲学書???
映画とは全然違いますね。
映画のわざとコミカルにした感じが嫌だったので、読んで良かったと思う。
第1章、第2章の納棺時の体験や人々のあり方は興味深く読んだけれど第3章は宗教色が一気に濃厚(と言うかそれしかない)になり、雰囲気ががらりと変わり、展開が読めなかった…。
第3章は宗教に詳しい人か浄土真宗の信者でなければ分かりにくいと思う。
ほぼ親鸞賛歌みたいで親鸞の教えを噛み砕いて説明しているような感じ。
おくりびとの原作だという。日記というか死に関して、後半は宗教の内容になっていた。難しい言葉や専門用語が多いので読むのに大変だったけど、なんとなく伝わってきた。なんとなくわかるような気がした。
食事の前には読まないほうが良いシーンあり。
全然日記ではなかった…
途中少しめんどくさくなった。
逆に早くこの世を去りたくなってしまった…。
p.31 人の心なんて、他愛ないものである。 人を恨み、社会を恨み、自分の不遇を恨み、すべてが他者の所為だと思っていた人間が、己をまるごと認めてくれるものがこの世にあると分かっただけで生きていける。 そして、思想が一変する。 p.62 自殺とか事故死とかいった特異な死に方を別として、普通一般にいう美しい死に方の大まかなコンセプトは、痴呆老人になったり、長く寝たきりになったりしないで... 続きを読む »

「おくりびと」の原案になった作品。
風景描写は詩人らしくとても流麗である。
しかしながら、
作者が言う「近代の日本人は"生"に立ったものの考え方をしすぎている」とい...





