青が散る (文春文庫 (348‐2))
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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
テニス青春小説
酸いも甘いも書いてあるよね。
自分の大学生活と重ねて
物思いにふけることができる。
きっと一年後くらいに読み直すだろう
テニスというスポーツの勝敗が決まるとき、その焦燥感・緊迫感の描写は実際にコートで試合を観戦しているような迫力がありました。
全く自分とはかぶらない時代です。
若さという光と影、躍動。
当時の大学生はこんな感じだったんですね。
「人間の駱駝」You Tubeで見ました。思ってたよりも明るい曲調で意外でした。でもこの雰囲気は結構好きです。
次は「春の夢」読んでみます!
まさに大学生の青春。
恋愛、スポーツ、人の死、のそれぞれと青春の話である。
うしなうことへの主人公なりの解釈があり、青が散るの意味がそこに書いてあるように感じた。
印象に残るシーンが多く、そのうちの一つ、自由と潔癖が青春の特権であるという先生の言葉が僕には響いた。
大学時代の青春の一冊。但し、スポーツだけでなく、恋愛や結婚等まで含まれていてすごく良い話でした。紹介してくれたまるに感謝しないと。
ひさしぶりに再読.読む前はこの本に共感,感動できるのは若いときだけではないかという不安があった.幸いにして読む前の心配は杞憂に終わった.これはやはり素晴らしい青春小説であり,テニス小説である.特に僚平とポンクとの試合の描写は迫真である.二人の女性の魅力もよりよくわかるようになった.「自由と潔癖」という言葉もどんどん重く心に響く.人生の切なさ,悲しさを青春を背景に描き出した永遠の 名作である.
自由で潔癖な若者たちの姿!
何度も読んだ本のひとつ
「もう二度と、私の講義を無断で休んだりせんと誓うか。誓えるならこの珈琲を飲みなさい。誓えんなら、このまま私の部屋から出て行きなさい。どっちも君の自由や。若者は自由でなくてはいけないが、もうひとつ、潔癖でなくてはいけない。自由と潔癖こそ、青春の特権ではないか。こそこそと授業をずる休みして、うまく単位だけ取ってやろうなんてやつは、社会に出ても大物にはなれん。」
この言葉は僕の青春にも影響を与えた
(やっぱり大物にはなれなかった)
僕は「義務」に置き換えて考える
「若者は自由でなければならない、そして潔癖でなければならない」
ツルゲーネフかトルストイか忘れたが、こんな台詞がある
「自由意志の力はあるよ」
どんな時代にあっても若者に「君たちには自由であってほしい」と言える大人で僕もいたい
当時ドラマは見ていないのですが一度見てみたいなと思います。好き嫌いがはっきりするタイプの小説かと思いますが、青春のもどかしさ、明るさと暗さ、宮本小説ならではの関西弁の世界、私は好きです。2003年12月読
宮本輝氏の青春小説。
大学生というモラトリアムを過ごすからこそ生きるということを考える。テニスに明け暮れるもハッピーエンディングになれなかったところが、人生、限界、挫折を如実に著している。
何度読んでも飽きない名著。
カバーが有元利夫さんであるということもポイント高し。
テニスを通じて繰り広げられる青春ストーリー。舞台は大阪なので個人的には非常に親近感をもって読むことができた。甘く切ない大学生たちの恋愛、また、男達の友情、ありきたりの題材だがその描写がとにかくうまく、読む側の想像力とあいまって非常におもしろくなる。話の結末がまたすごくて・・・。がむしゃらに読めます。
燎平や夏子、貝谷や安斎や金子といった人物たちがどれも魅力的。そして、皆が心にそれぞれの「青」を抱えている。
決してハッピーエンドではない、甘くない現実。
だからこそだろうか、彼らの生きざまと自分が抱えるリアルが全く関係のないものに思えない。そして、物語の中にぐいぐいと引き込まれて、彼らの青春に身が詰まされて、いつのまにか「燎平、頑張れよ!」と応援している自分に気づく。
物語のスタート地点は、燎平たちの大学入学直前。
僕がこれを読んだのも、2年前の大学入学直前。
今でも読み返して、彼らのひたむきさを見習い、自分の怠惰を戒める。
僕の「青春」のバイブル。
久しぶりにすごく好きだと思った作品。
テニスに向き合う燎平を通して、自分の楽しかった高校3年間を思った。楽しくて楽しくて仕方なかった3年間、さらに真剣にテニスに向き合っていたらもっと違うものを見ることができたかもしれないと思った。
毎日、一生懸命だったけど、考えてはなかった気がする。そんなことをふと気づかせてくれた一冊。
心ばっかり使ってへとへとになるのではなく、頭を使おうと思う。

宮本輝による長編小説。やたらと長いので何度も挫折しそうになったが、後半になるにつれ終わってしまうのが寂しくなるような作品。大学入学から卒業までの軌跡を描くにはこれだけの分量が必要なのかもしれない。強...





