海岸列車〈上〉 (文春文庫)

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著者 : 宮本輝
  • 文藝春秋 (1992年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167348076

海岸列車〈上〉 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 主に男女の不倫についての物語なのですが、最後までプラトニックを通したところが好感が持てました。「あとがき」にあるように、最後まで深い関係にならないように書くことは凄く難しいと思いました。

  • 相変わらず、作者の作品は読みやすいです。後半部分での主人公二人が、じれったいような気がします。下巻で、二人がどうなるのか、夏彦がどうなるのか興味津々です。

  • 言葉数の多い小説

  • 読了

  • 大好き

  • 昔読んだことのある本ですが、全く内容を覚えてませんでした。
    あらすじか、気になる一文か、何かは覚えていても良さそうなもんだけど・・・。
    今回上巻を読み返して、残り数十ページという所でピタッと読む手が止まりました。
    どうにも話に入り込めなくなってしまった。
    とにかく読まないと下巻に進めないので嫌々流し読みしました。

    このお話の主な登場人物は三人。
    お金持ちの叔父を亡くした兄妹と弁護士の男性。
    妹は叔父が遺した社交クラブの経営を引き継ぎ、25歳という若さでクラブの会長になります。
    兄は全てを妹に任せ、社交クラブの元会員だった女性と優雅な生活を送っている。
    そしてもう一人の男性は、若くして父親を亡くし、苦学の末に弁護士になったという男性です。
    妹と弁護士の男性は無人駅で出会う。
    そして男性と兄も別のルートで知り合う。
    三人は見えない糸で引き寄せられるようにその後再会して関係が深まっていく。

    この三人の中で主な登場人物は妹と弁護士の男性。
    25歳という若さで会長職に就き、悩みながらも役職を務めていこうとする女性と自力で全てを手に入れてきたたくましく優しい男性。
    どちらも魅力的だと思います。
    だからお互い惹かれあうのは自然なことだと思う。
    でも男性には妻も子供もいて、しかも妻は命にかかわるような病気をかかえている。
    そんな妻を男性は愛している。
    だけど、目の前に突然現れた魅力的な女性に惹かれてゆく。
    他の中年男ならとっくに一線を飛び越えているだろう。
    自分は何と臆病で流行らない男だろうと自嘲する男性。
    そういうものなのかね・・・。
    どっちつかずで悪人になりきれない男性の態度にイライラしました。
    この話は他の宮本輝さんの本と同じように、恋愛が中心の話ではないのでまだ読めますが、あーだこうだというこのやりとりが中心の話だったら下巻はとても読みきれないだろうと思います。
    それにしても、この話でここに焦点を当てる人はそういないような気がします。

  • 天降大任於 人、必先労其筋骨、苦其心志
    天は、大任を帯びた人間に対して、必ず先に、その筋骨への労と、その心や意思への苦しみを降らせる

    今年に入って、心を入れ替えて、晴れ晴れとした気持ちだったけど、いつになくハプニングが頻発。そんなとき、この言葉に救われた。

  • 母親に捨てられた兄妹がそれぞれに 拠り所を求めてさまよう人生を書いているような小説だった

    人間が本当に大人になるのは50歳を過ぎてからだという下りがあるが 本当にそう思う

    このようにしたいと望むのと、こうしてみせると決意するのでは結果が違うというのには なるほどね・・・と思った

    他の花は散ってから実がなるのに 蓮だけは花と実が同時に成長する 原因と結果が同時に存在している

    何かを為そうとすれば まず決意しなければならない 強く決意した瞬間 結果は既にそこにある ただそれは形としてまだ見えないだけだ

    わたしも何かに強く決意したいものだ

    作者のあとがきにもあるが 人間には幾つかの大切な振る舞いがある 近頃の日本人にはそれが欠けているように思う

  • 面白い!

  • 宮本輝ワールド全開。あり得ない中国九龍での話の展開。下巻に続く。

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