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みんなの感想・レビュー・書評
二十年ぶりの再読。 当時の読後感の記憶は全くなかったけれど 読み直してみて、 宮本さんの小説の中でも とても印象に残る作品となった。
読み終えて、登場人物たちの行く末を案じたり、 祈ったりといった余韻の深さがそのひとつ。
いつかふと実感したり こういうことなのかもと感じることがあるに違いない
と思えた心に深く沈殿したことばの多さがひとつ。
登場人物たちの他者たちとの関係性のリアルさや多面性がひとつ。
たとえば、クライマックスでもある 夏彦とかおりが実母と再会するシーンなどがそうだ。
またいつか 読み直してみたい。
これまた何度目の再読か分かりませんが。
本当は上海に旅行する前に読もうと思っていました。
でもかおりと戸倉先生の微妙なシーンは上海じゃなくて北京だったね、勘違い。
読むたび、働く姿勢について考えちゃうんですが、もう年齢的にはとっくに高木澄子さんとか戸倉先生寄りなのに、
いつまでもかおりの位置から考えてしまう私は甘ちゃんです・・・
(本の刷られた年を見ると)最初に読んだときは、多分かおりのひとつ下だったんだよなー。感慨深いです。(2009.10.1.)
200512
かおりと夏彦の関係、夏彦と澄子の関係、かおりと戸倉の関係・・・等、いろいろな人との関係性から人物像が浮き上がるところが好き。鎧という場所も象徴的だった。
お兄ちゃんのキャラが得だ。お母さんはちょっとかわいそうだったが、後で会いに行くようだし、よしとしよう。著者のあとがきも印象的。






