『室内』40年 (文春文庫)

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著者 : 山本夏彦
  • 文藝春秋 (2000年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167352134

『室内』40年 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 『室内』の歴史を夏彦さんの人生とともに語る。
    これも聞き語り形式で読みやすい。

    夏彦さんの、自分を内側から見る視点と、外側から見る視点がよくあらわれているとのこと。
    鹿島茂さんが解説なので、メーテルリンクの戯曲『室内』の内容を書かれているのがよい。

    ヤミ物資はヤミじゃない、配給の話がよかったな。

    夏彦さんは戦時に疎開していたが、疎開先には米も味噌もあった。
    だから、東京の知人に届けてやろうと、味噌を缶詰にしてもらって、汽車に乗って東京へ。
    途中、網棚から何か垂れてきて乗客が騒ぎ出す。
    夏彦さんも何だと思う。

    すると、心得のあるらしい乗客が「味噌だな」

    夏彦さん仰天。
    味噌が麹で発酵するものだとは知識で知っていたが、まさか缶詰が爆発するとは思わなかった。
    乗客にひたすら謝る。
    それでおさまったのは、乗客がみなボロを着ていた時代だったから。と。

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